第103回運営委員会 ■3月3日に「関西STS連絡会」第103回運営委員会が、事務局の「NPO日常生活支援ネットワーク」事務所にて6時から8時半まで開催されました。 ■出席された団体・グループ様は以下の通りです。……(参加:6団体)
【議 案】 ■ 資料関係: @『大阪府各ブロック運営協議会における「独自基準」の改正状況』(2012.2.27大阪府福祉有償運送運営協議会連絡会・資料より) A『《中川「新しい公共」相会見》地域の移動確保再点検』(東京交通新聞2012.2.27) 「中川正春・内閣府「新しい公共」担当相は24日の会見、東日本大震災の被災地や過疎エリアで暮らす住民の交通・移動の問題に言及、「地域でボランティア組織が増え、活躍できる素地づくりをしていく必要がある」と述べ、NPOなどボランティア輸送の広がりに期待感を示した。タクシーとの関係にも触れ、「(有償運送)協議会など現行の仕組みの中で利害調整はできているのか」と問題視し、「移動をしっかり支えることができるよう、実情を把握した上で、今一度、制度を点検し、さらなる工夫を考えていきたい」と表明した。 タクシー―NPO 利害調整に問題意識 中川担当相は「被災地だけでなく過疎地を中心に全国で移動の確保に深刻な問題が起きている。同時に団地は高齢化している。それぞれコミュニティーの中でボランティアによる輸送を考える動きが出ている」との現状認識を示した。制度面では「タクシー業界と地域のボランティア、行政組織などステークホルダー(利害関係者)が協議会(自家用車有償運送運営協議会など)をつくり、調整の上、ボランティアが活躍できるようになっていると理解している」とした。その上で同相は「それできっちり利害調整できているのかどうか、もっと言えばいろいろな工夫を加えながら、コミュニティーでボランティア組織をつくっていけるようにするなどを考えていかなければならない」と強調。実態把握と協議会制度などの再検証の必要を唱え、「問題のありようをしっかり認識して対応していきたい」と述べた。 国土交通省は有償運送運営協制度をめぐり、現在、法令やガイドライン以外に地域独自で定めている「ローカルルール(上乗せ基準)」などを調査・検証している状況下にある。 人生90年で社会システム再構築 中川担当相は会見で、当面の重要課題となっている政府の「高齢社会対策大綱」の見直しに向け、国交省も参画するあり方検討会(座長=清家篤・慶応義塾長)の前日の最終審議の結果を明らかにした。「現在のさまざまな社会システムは『人生65年』を前提としているが、『人生90年時代』で再構築する基本方向を打ち出した。高齢者の居場所と出番を増やし、地域の重要な支え手・担い手として活躍してもらい、『地域力』を強化していきたい」と意欲を示した。報告書は来月上旬に公表、新大綱に反映される。中川氏は今月10日の復興庁発足に伴い再入閣し、新しい公共のほか、防災、少子化対策、男女共同参画の各分野を兼務している。」 ■ 報告ならびに今後の課題討議:
(1)「対大阪市運営協議会への問題提起(2009.4.30)の中間集約に向けて」(関西STS連絡会・事務局) ■ 大阪市有償福祉運送運営協議会と、国交省フォローアップ検討会の温度差の拡大。 〜2008.12.25大阪市運営協議会「第4回運営協議会」の問題点〜 ■ 「大阪市運営協議会/NPO法人 日常生活支援ネットワーク 福祉有償運送登録更新(2009年5月16日)」 (2009年4月30日16:23〜18:00、於:大阪市役所)
◎問題提起:大阪市運営協議会の“上乗せ基準(ローカル・ルール)”への異議申立4点。@「適性検査票」の不提出、A運送の対価以外の対価「迎車回送料金(@50-/1km)」を申請、B「運転記録証明書または無事故・無違反証明書(写し)」の不提出、C「車両写真」の不提出 ◎協議概要: ・柿久保:関西STS連絡会としての取り組みも踏まえた活動を訴える。(協議会宛「声明」を各委員に配布) ・日野:「適性診断」は、事故を防ぎ安全を確保したいために必要。出さなかったら協議できない。 ■ 2009年5月14日の「大阪運輸支局」と「大阪市運営協議会」の対応 □大阪運輸支局(2009年5月14日午前) ◎「書類不備」のまま更新書類を大阪運輸支局へ提出。 ◎大阪運輸支局:「協議は継続としてとらえる」。 □大阪市運営協議会よりの「通知」(2009年5月14日午後) ◎「運営協議会の協議結果について(通知)」要旨(大阪市運営協・会長 日野泰雄/2009年4月30日): 「運転者の2年以内停止について確認できなかった。及び迎車回送料金について、当協議会の協議が整わず。なお運転者の適性診断の受診が確認できなかった。」 ■ 大阪府福祉有償運送運営協議会連絡会(座長連絡会2011.2.28) …「迎車回送料金」:認める方向で統一する。 …「セダン車の使用」:持ち込み車両も含めて、認める方向で統一する。 …「運転者の適性診断」:今後も必要であるという方向で統一する。 ■ 国土交通省(通達89号/2011.6.30) 「自家用有償旅客運送制度の着実な取組みに向けての対応について(通達89号)」の内容について。 ■ 大阪府福祉有償運送運営協議会連絡会(座長連絡会2012.2.27) 《再確認》「迎車回送料金」「セダン車の使用(持込み車両含)」を認める方向で統一する。 (2)「運行管理責任者&車両管理研修」の開催 ◎3月27日(火)/関西STS連絡会「運行管理責任者&車両管理研修」(大阪市) (3)2月度〜の「運転者認定講習会」の開催 ◎3月26、27日/関西STS連絡会「運転者認定講習会」(大阪市) ◎4月23、24日/関西STS連絡会「運転者認定講習会」(大阪市) ◎5月22、23日/関西STS連絡会「運転者認定講習会」(大阪市)
■次回運営委員会:5月5日(土)pm6:00〜8:00
於:NPO日常生活支援ネットワーク事務所 |