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第26回運営委員会(2004/06/05)
■6月5日の「関西STS連絡会」第26回運営委員会が、事務局の「NPO日常生活支援ネットワーク」事務所にて6時から8時半まで開催されました。
■出席された団体・グループ様は以下の通りです。……(参加:17団体)
_車いす緊急修理サービス(大阪市) ・NPO法人「アクティブ ネットワーク」(茨木市)
_障害者生活支援センター「すてっぷ21」(茨木市) _NPO法人「アップストリーム障がい者支援センター」(尼崎市)
_楽々移動サービス(大阪市) ・つばさ介護サービス(福祉タクシーつばさ)(大阪市)
_守口送迎ボランティア(守口市) _NPO法人「自立生活センターFREE」(吹田市)
_NPO法人「フィフティ・フィフティ」(堺市) _NPO法人「自立生活センターやお」(八尾市)
_NPO法人「寝屋川市民たすけあいの会地域ケアセンター」(寝屋川市) _NPO法人地域生活支援センター「ナイスネット」(堺市)
_NPO法人「社会福祉住環境推進協議会」(大阪市) _NPO法人「福祉送迎ボランティア大阪」(大阪市)
・「い〜そらネット」(大阪市) _自立支援センターOSAKA(大阪市)
/蒲、運新報社

【議 案】

■ 資料関係:
@「論壇/秋山哲男」(2004.5.25福祉新聞)
 「現在の日本の移動困難者人口は少なく見積もっても全人口の1〜2%(120〜240万人)程度と考えられる。そのうちSTSで対応できている人は100分の1もいればいい方で、日本のSTSは決定的に不足している。」
A「デマンド型移送ルート決定システム」((社)北海道開発技術センター)
 「配置された送迎場所(バス停や自宅)を、利用者の予約状況に合わせて、コンピューターが運行ルート自動処理するシステム。」
B「配車センター設置調査へ/全国福祉輸送サービス協会」(2004.5.31東京交通新聞)
 「全国福祉輸送サービス協会は26日、理事会・評議員会を開き、@各地区配車センター設置に向けた調査研究、Aケア輸送サービス従事者研修、BNPO有償運送に対する行政指導・監督要望などを決めた。」
C「NPO法人「移動ネットあいち」設立」(2004.5.31東京交通新聞)
 「創立総会で、国交省「新基準」(3/16)に基づき@協議機関を全県一本で設置、Aセダン特区の全県認定を、近く愛知県に要望することを決めた。」
 ※移動送迎活動ネットワークでのNPO法人設立は、全国で3番目。
D「障害者部会/介護保険との統合論議」(JMA PRESS NETWORT)
 「厚生労働省の社会保障審議会障害者部会は5月17日、障害者向け福祉サービスの介護保険への統合は避けられないとする姿勢をほぼ固めた。ただ「障害者と高齢者の介護は別物」として統合に反対する声は根強く、反発が予想される。」
E「つくば観光交通/ヘルパー自家用車持ち込み制度80条許可申請」(2004.5.31東京交通新聞)
 「福祉制度で新設されたヘルパー自家用車持ち込み制度を活用して、白ナンバーのヘルパードライバー部隊を編成。関運局にヘルパー自家用車の80条許可を申請したのを皮切りに順次50台程度まで増強する計画だ。」
F「「運営協」設置で関運局が説明会」(2004.5.24東京交通新聞)
 「福祉新制度に伴い、地方自治体による運営協議会の設置が急務となっている中、関東運輸局は14日、管内1都7県の福祉やNPO担当者23人を集めて説明会を開催。運輸局による自治体向けの大がかりな説明会は全国初。」
G「福祉輸送世界会議 地域交通セミナー」((2004.5.31東京交通新聞))
 「福祉輸送の問題を世界的視野で考える「第10回高齢者・障害者のモビリティと交通に関する国際会議」が23〜26の4日間、静岡県浜松市で開催され30ヵ国から関係者が参加した。初日、「介護タクシーと移送サービスの新しい地平を拓く」をテーマに地域交通セミナーを開催。4月の福祉輸送制度改正で同じ道路運送法に位置付けられた営利の介護タクシーと非営利のNPOボランティアが得意分野を持ち寄る共同配車などの連携プレーや、地域交通政策の決定権を持つ地方自治体にタク業界とNPOが共同で政策要求することなどが提起された。」
H「高崎市がセダン特区申請」(2004.5.17東京交通新聞)
 「高崎市は、内閣府に対してNPO法人によるボランティア輸送での使用車両の拡大、いわゆるセダン特区の申請を行った。国交省と厚労省が3月、取り扱い方針を示して以降、関東管内でセダン特区を新規に申請するのは初めて。市が福祉政策の一環として推進し、地元のNPO法人が応じる形となった。」

■ 報告事項:各自治体における「全国ガイドライン」をめぐる動き

■兵庫県
「ひょうご移送サービスセミナー」(2004.6.29 兵庫県農業共済会館)
 ・主催:兵庫県移送サービスネットワーク
 ・共催:移送・移動サービス地域ネットワーク団体協議会
 ・協力:兵庫県社会福祉協議会
 ※兵庫県移送サービスネットワーク:兵庫県「行政・NPO協働事業助成」採択団体(事業名:移送サービス調査及び「兵庫県福祉移送に関する関係者懇談会」設置事業)

■和歌山県
 ・個別の作業所がSTサービス活動。
 ・県としては、「何とかしていこう」という動き。

■奈良県
 ・市内版としては動きだせば反応がある。

■京都府
 ・市内版では動きだせばなにがしかの反応。
 ・移動送迎実施団体は、@各自治体をまたぐSTサービス活動、A法人格(NPO等)のばらつきなどを危惧。

■大津:運転研修の助成予算が確定。2回の研修実施を予定。

■ 討議事項(議事録):

【対行政向け「要望書」提出行動について】
=確認事項=
@まず、
大阪府に対して「公開要望書」(ひな型通り)を提出する。
A「公開要望書」提出の主体は、
大阪府下の関西STS連絡会加盟団体の連名とする。

守口市への「要望書」提出に向けた動き
 ・守口市社協にも声をかけたが、実施実態として、@守口市在住に限る、A9〜5時での活動、B月に4回限定などがあり、躊躇している。
尼崎市への「要望書」提出に向けた動き
 ・市内の各団体への共同(連名)提出を呼びかけ中。
 ・当面は、兵庫県での動きを見て、提出行動を調整する。

【インストラクター養成研修の開催について】
c 関西STS連絡会インストラクター養成研修
◎6月22日(火)pm1〜9、23日(水)am9〜pm5
 ◎会場:アミティ舞洲
◎参加費:¥12,000-
◎講師:
 ・国土交通省近畿運輸局自動車交通部専門官 田村 充啓 氏
 ・移動サービスネットワークこうべ代表 姫野 操子 氏
 ・NPO法人「アップストリーム障がい者支援センタ−」 松岡 孝司 氏
 ・京都運転ボランティア友の会事務局長 吉田 嘉久 氏
 ・NPO法人くらしの助けあい「えぷろんの会」代表 岩井 俊子 氏
 ・関西STS連絡会代表 上田 隆志 氏
 ・運転実技講習(柿久保、後藤、遠藤、伊良原、青井)

※移動サービスネットワークこうべ【移動サービス運転協力者研修会】
 
◎6月26日(土)am10〜16、27日(日)am10〜16  ◎会場:神戸市本山交通公園
 ◎参加費:2,000円
 ◎講師:関西STS連絡会事務局 柿久保 浩次 氏ほか

【関西STS連絡会7月セミナーの開催について】
『タクシーとNPO、協働の明日を考える
  〜スペシャル・トランスポート・サービスの今後のあり方について〜』

 
◎7月3日(土)pm1〜5 ◎会場:大阪市社会福祉研修・情報センター
 
◎「タクシー会社の取り組みと今後の展開について」
  ・堺相互タクシー 代表取締役・全国介護移送協会会長
黒田 司郎氏

■次回運営委員会:7月3日(土)pm6:00〜8:00
       於:7月セミナー会場(大阪市社会福祉研修・情報センター)にて