第27回運営委員会(2004/08/07)

■8月7日の「関西STS連絡会」第27回運営委員会が、事務局の「NPO日常生活支援ネットワーク」事務所にて6時から8時半まで開催されました。
■出席された団体・グループ様は以下の通りです。……(参加:16団体)
・車いす緊急修理サービス(大阪市) ・NPO法人「アクティブ ネットワーク」(茨木市)
・つばさ介護サービス(福祉タクシーつばさ)(大阪市) ・NPO法人「アップストリーム障がい者支援センター」(尼崎市)
・楽々移動サービス(大阪市) ・NPO法人「自立生活センターFREE」(吹田市)
・NPO法人「フィフティ・フィフティ」(堺市) ・NPO法人「自立生活センターやお」(八尾市)
・NPO法人地域生活支援センター「ナイスネット」(堺市) ・ライフパ-トナ-「のぞみ」 (大阪市)
・NPO法人「ベルビー」(枚方市) ・りんかい福祉(泉佐野)
・「い~そらネット」(大阪市) ・自立支援センターOSAKA(大阪市)
/・近畿大学都市交通工学研究室(内野) ・モビリティフォース(大阪市)

【議 案】

■ 資料関係:
「長野で緊急移送セミナー/運営協設置、県が支援」(2004.8.2東京交通新聞)
「長野県からは「運営協議会の立ち上げのため、支援体制を作りたい。市町村が設置しやすい環境作りに取り組みたい」との意見が示された。…運営協の管轄エリアをどうするかについての問題を中心に論議した。」
「全県セダン特区めざす/愛知のNPO45団体、要望へ」(2004.7.26東京交通新聞)
「特定非営利法人・移動ネットあいちは設立総会で、「愛知県下全県一区として運営協議会を設け、セダン特区を実施すること」を県に要望することを決めた。」
「世田谷区/福祉運営協が再始動」(2004.7.26東京交通新聞)
「東京都内で唯一の世田谷区福祉有償運送運営協議会が20日、開催された。自家用セダン車両の導入を承認できるセダン特区の機能を有す恒久的な福祉運送協議会として、同日、2団体(10台)を道路運送法80条許可の申請手続きに入ることを承認した。」
「構造改革特区(第5次提案募集)及び地域再生(非予算)(第2次提案募集)に関する当室からの再検討要請の実施について」(2004.8.4内閣官房・構造改革特区推進室・地域再生推進室)
「標記について、当室から担当官庁に再検討要請を行いました。その詳細については、下記の構造改革特区推進本部ホームページ及び地域再生本部のホームページにて公表。
  構造改革特区推進本部:http://www.kantei.go.jp/jp/singi/kouzou2/
  地域再生本部:http://www.kantei.go.jp/jp/singi/tiikisaisei/
「都道府県「運営協議会」担当者一覧表」

■ 報告事項:

対行政「公開要請文」提出について
(1)対大阪府「公開要請書」への『回答文』出る。
・発行部署:大阪府健康福祉部健康福祉総務課
【要望1の回答】
◎NPO等の特定非営利団体の自家用自動車による有償運送につきましては、平成16年3月16日付け国土交通省自動車交通局長通達(国自旅第240号)により、全国において一定の手続き、要件のもとに許可されることになったところです。
◎その際、地方公共団体が運営協議会を設置し、当該地域内の運送の現状に照らして公共交通機関では十分な輸送サービスが確保できないと認めることが必要な要件となっていますが、府としても、移動制約者に対する移送サービスが十分に確保されるよう、運営協議会の設置・運営に必要な調整を行いたいと考えています
【要望2の回答】
◎NPO等の特定非営利団体の自家用自動車による有償運送につきましては、大阪府下で、数箇所の市町村においてNPO等が実施を検討していると聞いています。
◎今後、運営協議会の実施手法の検討を行う上で、様々な課題や問題点について整理する必要があり、その際には、関係各方面から広くご意見をお伺いしたいと考えています

(2)他行政への「公開要請文」提出行動
尼崎市(2004年6月30日)…関西STS連絡会、NPO法人アップストリーム障がい者支援センター、プラス地域11団体
茨木市(2004年7月29日)…関西STS連絡会、NPO法人アクティブネットワーク、茨木市障害者生活支援センター「すてっぷ21」
大阪市への「公開要請書」提出を準備する

②兵庫県セミナー報告(アップストリーム障がい者支援センター・松岡氏)…参加者50名(うち社協30名)
③枚方特区におけるセダン車をめぐる論議(NPO法人「ベルビー」・石川)
④近畿大学都市交通工学研究室(内野氏)…高齢者の移動ニーズと堺介護タクシーの研究

■ 討議事項(議事録):

【関西STS連絡会11月セミナーの開催】
■日時:
2004年11月27日(土)10:00~17:00  ■会場:大阪市立いきいきエイジングセンター
■主催:関西STS連絡会、大阪府社会福祉協議会
基調講演:新田保次氏(大阪大学大学院工学研究科・教授)
分科会の企画
①運営協議会のあり方 ②社会福祉協議会とNPOの取り組み方 ③バリアフリー法と福祉交通のあり方
パネルディスカッション
※三星昭宏氏(近畿大学・教授)、秋山哲男氏(東京都立大学・教授)、新田保次氏(大阪大学・教授)を交えて、豊かな企画を!!
※日本財団ボランティア支援事業部よりの協力。

【運転者研修の取り組み】
国土交通省「運転協力者試行講習」(事務局:交通エコも財団)
・全国8ヵ所(九州、大阪、長野、名古屋、札幌、岡山、仙台、東京)
大阪:10月23~24日(定員:30人)
●関西での講習・研修の動き
・8月20~21日 NPO法人わかやまNPOセンター
・富田林:8月末~9月初
・尼崎:9月
※大阪市生野区の介護保険事業所より、ヘルパー運転研修の問い合わせ

【連絡】竹内さんへの「出産祝い」を関西STS連絡会として贈る……全員了承。

■次回運営委員会:9月4日(土)pm6:00~8:00
       於:NPO日常生活支援ネットワーク事務所