思ったより伊丹空港まで時間がかかりましたが、無事搭乗できました。少し何年前 かに乗ったのより機内の車椅子が狭く、ちょっと安定が悪かったので怖いところがあ りました。機内食はちょっと期待したのですが、キャンディーが出たくらいでちょっ とお腹空きました。レンタカーにはすぐに乗れましたが、保険料で7885円取られて少 し驚きました。これはいくらか返ってくるのでしょうか？ ホテルに着いて車椅子対 応の部屋が用意されていたのがまたまたびっくりで、バスも車椅子対応でよく介護が しやすそうです。さっきホテルの周りを探索してみました。風は気持ちよく、敷地内 のチャペルはライトアップで幻想的な雰囲気で絶好のデートスポットだと思います。 車椅子でも十分散歩できました。今日はこれで蕎麦を食べてビールを飲んで明日に備 えます。一日目終了。

2日目は博物館に行きたかったので、フロントで3カ所ピックアップしてもらい、そ の内1カ所が那覇市内だったので4日目以降にして、後の2カ所を見学に行きました。1 カ所目がサキマ美術館でしたが、休館日だったので側に古墳のようなものがあったの でそこで記念写真を撮って次の浦添市美術館に向かいました。介護者と2人でこんな ローカルな所を誰も観光せぇへんわなぁ、と言いながら回りました。浦添市美術館の 案内には普通一人の入場料が150円だったのですが、車椅子の人は市内なら無料だっ たらしいですが、根が正直だったので120円入場料を払いました。その時に無線の音 声装置を借り回りました。琉球と呼ばれていた頃の掛け軸のコピーや、様々な遺品を 前にして詳しく明快に音声で説明を受けました。改めて沖縄が長い間侵略の舞台とい う暗い歴史を越えて日本に還って来たんだなぁと思いました。それと中国からの影響 が強く、様々な文化が渡って来た事実を改めて学びました。博物館を後にして、お腹 が空いたのであるファーストフードの店に入りました。僕はマッシュルームのピザを 頼みましたが、介護者の彼はタコライスを注文しました。そうです、僕はタコライス を食べる彼を横目 で見ながら、羨ましそうにしてたのかなぁ？ちょうど彼はボクシングの試合を控え ていて減量中だった事もあり、 これも食べますか？ といって、タコライスを貰いま した。割りとあっさりしてたので、ピザも合わせて食べてしまいました。おいしかっ たです。それよりも何よりも、うれしかったのは店の人に関わらず、ちょっとした事 ですが、優しさに触れた事がとてもうれしく思いました。沖縄に来てまだ二日目です が、気候と同じ位沖縄の人も穏やかさを持っているなぁ。と、思いました。帰りしな に急遽、ちょっとしたホテル巡りをやり、モリマリゾートと日航アリビラでしたが、 結局今泊まっているロイヤルホテルも含めて、良いホテルばかりだったので、今度来 る時はどのホテルにするかという答えは出ませんでした。値段的にいうとモリマが魅 力的でしたが、とにかく今日一日あまり予算も使わずに色々遊べたので良かったで す。 それでは！

３泊して、朝起きる度に海を見る事ができ、また海をバックに朝食がとれて最高で した。昨日はパイナップル園に行きました。手押しの車椅子だったのですが、温室の 中の通路が凹凸が激しく幅が狭かったので、後輪が脱輪したり前のキャスターが引っ 掛かったりで、通り抜けるのに苦労しました。「鳥の家」と勝手に命名しましたが、 そこは色々な珍しいオウムやインコが放し飼いされていて、一番最後の部屋にパイ ナップルジュースを小さい容器に入れて持って入った直後沢山の鳥が一斉に群がって 来て、頭の先から腕・肩にかけてとまり木状態になりました。気がついたら持って 入ったジュースが空っぽになっていて、少し怖かったです。同時にあれだけの鳥囲ま れたのは、昔、東京の雷門で豆に集まって来た鳩に埋もれて時以来で、とても楽し かったです。その帰りに名桜大学に寄りました。学生が疎らで、「こんな所に来る学 生は免許が無かったら通学できへんわなぁ。」という話をしながら、しばらく散策し ました。なかなかマニアックな観光ルートでしょ？ その後お菓子御殿にも行きまし たが、ただのお土産物屋さんだったのでしょうもなかったです。
朝食の時に見ていた灯台の近くを通ったので、岬まであがってみました。ほとん ど介護者の若い力に頼れたので、登る事ができました。風が心地良く、本当に気持ち 良かったです そして今日、チェックアウトして琉球村に向かい ました。車から降りると、琉球独特の音楽と、マスコットが迎えてくれました。史料 館を見学しましたが、車椅子でじゅうぶん動く事ができ、しばらく琉球人の歴史に思 いを馳せていました。実際に飼っている水牛をみましたが、顔がデカかったので少し 怖かったです。そこを後にして、当初からの目的であった自立支援センターのイルカ 訪ねました。イルカ自体は１０年の歴史をもっている作業所で、最近ＮＰＯ法人を 取って本格的に介護派遣の事業所を展開している。ここに寄った理由は沖縄の障害者 の自立がどの程度進んでいるのかを聞きたかった事と、明日、不二ホテルの近くのア メリカ湯にもう一人入浴介護を以来するのが目的であった。快く介護者を派遣しても らえる事になり、本当に良かった。明日はアメリカ湯でこの旅行の疲れを落とすつも りです。話は前後しますが、首里城にも足を延ばしました。首里城は、一言で 言えば取って付けたようなバリアフリーで、階段昇降機やエレベーターが最低限の スペースに設置されていて、僕がすごいな、と思ったのは至る所に障害者トイレが あった事です。もしかしたらこういう文化財で障害者のトイレが一番多いのでは無い かと思いました。

飛行機が遅れに遅れて帰れないよー！ こっちは荒らし

連絡が遅れてすいませんでした。結局空港に8時間近くいました。 それはそれで楽しかったです。家に着いたのは10時前でした。またお金ができたら行きたいてす。