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【合田さんの突然の死……】 日韓問題を考える市民の会は、結成の1977年から30年を少し越えましたが、その活動にはいつも合田さんの姿がありました。活動が盛んなときも、停滞するときも、合田さんと苦楽をともにしてきたのです。 ところが13回目の国際交流フェスティバルを前にした10月5日、病気により急逝されるという、突然の事態を迎えてしました。そういうなかで準備を進めていくという辛い作業でしたが、実行委員会の中でも議論があり、合田さんのことを国 オープニングでも、合田さんのご遺影が事務局の田村さんの胸に抱かれて登場し、多くの参加者に合田さんの大いなるご尽力をお知らせしました。そして本部テントに設置されたご遺影は、これからの国際交流フェスティバル、そして地域における国際交流、国際共生の発展について、一人ひとりの参加者に訴えていったように思います。 【今回もすごい! 東大阪国際交流フェスティバルの熱気!】 そのようななかで、事前に周辺の自治会役員さんをお訪ねし、フェスティバルのアピールを行いました。これは昨年実施した自治会アンケートで多くの支持と理解を得られていることが分かり、より一層の地域からの支援を訴えるためのものでした。「外国の方との交流に期待する」「街の活性化につながる」「世界にもアピールできる」などの評価が国際交流フェスティバルに寄せられており、今後の地域での広がりに希望をみい出していきたいと思っているところです。 そして今年も天候に恵まれ、市民約7000人が会場に集いました。 今年、東大阪国際交流フェスティバルのステージで初めて南インド古典舞踊を演じてくれた「櫻井暁美とギータンジャリ ダンサーズ」さんなどをはじめ、出演してくれた24グループ、模擬店40団体による、国際色豊かな歌・踊り、食文化、民芸品などを通して終日、三ノ瀬公園では各国・地域ご自慢のパフォーマンス、民族文化の交流がくり広げられました。 もちろん、毎年好評を博しているパレード隊(統一農楽隊、秧歌(ヤンガー)行進、ベトナム・ムーラン)も、布施駅北口から多くの市民が集う三ノ瀬公園まで圧巻のパレードを競演し、会場周辺を国際交流一色に染めました。その先頭に、いつもの合田さんの姿が無かったことを除いては……。 【これからも力をあわせて 東大阪国際交流フェスティバルの発展を!】 参加した市民の皆さんは、それぞれ思いおもいの国際色を楽しみながら、会話や舞台、出店での交流を深め、13回目の国際交流フェスティバルは幕を閉じました。 今回の国際交流フェスティバルも、半年間におよぶ準備過程で数え切れない人びと(市民)の温かい協力をいただきました。こうした多くの皆さんのご協力で、このフェスティバルは成り立っており、また多くの成果も積み重ねてきました。今年の準備過程で非情に気になったことは、東大阪市がフェスティバルへの補助金の削減を検討してきたことです。東大阪市は、フェスティバルの総経費の6分の1程度しか補助して来なかったにもかかわらずです。 多くの皆さんの力を合わせて、東大阪市の補助金削減の動きを撤回させ、これからも「わたしのまちはアジアのまち」「わたしのまちは世界のまち」にむかって、力を合せていきましょう。本当にお疲れ様でした、そしてありがとうございました。 |