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第22回 東大阪国際交流フェスティバル(動画) |
第22回のテーマは「アフリカン・フェア〜私たちはアフリカの人たちと友人です!〜」。アフリカのジェンベの音に重なって、中国や韓国・朝鮮、フィリッピンの人々による、誇らしい民族のパレードが、街を練り歩きます。そしてアジアの音楽が、アフリカの音楽と響きあいながら、東大阪の空にこだましていきます。 私たちは、新しく日本に来られた外国人の人々と手を取り合い、これからもより一層強くつながっていくことが確信できた一日でした。キャラメルキッズ関西、おもちゃ博物館ZUNZO、そして青年プロジェクトのみなさん、力いっぱいのパフォーマンスをありがとうございました。これからもタイムリーなテーマのもとに、フェスティバルを企画していきたいと考えています。ご期待ください。 さて、今回のフェスティバルは運営上のことでも、ごみの自主的な分別減量という大きな課題に向かっての第一歩の年となりました。東大阪市のゴミ収集事業の完全民営化にともない、フェスティバルのごみも、次回から民間委託処分(費用の発生)を実施しなければならない事態になっています。そのため初めて、ごみ分別減量の試行を行うことにしました。 資源ステーションの設置、全出店への協力依頼、分別指導スタッフの確保など多くの準備が必要でしたが、当日は市の清掃労働者(東大阪自治労組合員)7名がボランティアとして参加。その他に「ごみを考える会」3名の協力により、ほぼ当初の目標は達成できました。多くの市民の皆さんは、ごみを少し離れた資源ステーションまで運ぶことについて、積極的に協力してくださいました。 今後、ごみ分別の方針を明確に定め、出店の方々の合意のもとに、次回に向けて本格的に実施していきます。今回、7分別「@燃えるごみ、A空きアルミ缶、B空きスチール缶・空きビン、Cペットボトル、D段ボール、E紙、Fリサイクル紙容器」で、ごみを回収した結果、それぞれ@燃えるごみ260s、Aはビールの空き缶20s程度、B2〜3袋、D100s、F120個回収(300個使用)、その他130sで、合計約500sと推定されました。以前より1/1にまで減少したことになり、市民の皆さんの協力があれば十分に分別減量ができることが明らかになりました。 最後に、アフリカのコンゴやタンザニアなどで使われているスワヒリ語で、とってもいい言葉を紹介します。「ポレポレ」です。日本語では「ゆっくりゆっくり」の意味です。長きにわたって続けられてきた東大阪国際交流フェスティバル。これからもゆっくりゆっくりと進みましょう。 キャラメルキッズのお母さんや子どもたちからの“声”を届けます!! 大いに盛り上がったアフリカンフェア。その中心となった「キャラメルキッズ関西」の子どもたち、お母さんたち、そしてメッド・ロマシィさんなどからの率直な感想が寄せられました。一人ひとりとフェスティバルが心からつながっている様子が目に浮かんできます。これまでの交流の成果として、みんなで共有していきましょう。 2017年度の東大阪国際交流フェスティバルは私達にとって、さらに想い出深いものとなりました。『私たちはアフリカの人たちと友人です!』のスローガンを掲げていただき、また私達を紹介する内容のパンフレットを作って頂いたりと、アフリカンフェアの名の下、大いに盛り上げていただき、ご支援いただきましたことに対し、誠に感謝しております。 奇しくも、結成当時のメンバーの子どもたちも成長するにつれ、学業や習い事、それぞれの趣味や取り巻く環境の変化により、少しずつ巣立っていき、メンバーも減少傾向にあります。しかしながら、やはり一致団結し何かを成し遂げたいという気持ちに変わりはなく、また親同士のつながりも続いており、今回も楽しく参加させていただきました。 今後も、何かある度に助け合い、高め合う関係を続けていきたいと、切に願っています。 《母たちの声》 ・アイデンティティを実感するには、まだ幼すぎると思いますが、必ず将来につながると感じる場です。同じ境遇の仲間との活動が個人の強い心、自信につながると思っています! このような機会を作ってくださることに感謝致します。 ・今回は、司会という大役まで子どもたちに経験させていただき、ありがとうございました。緊張したようですが、何より自信につながったようで、たいへんありがたく思っております。私達親たちにとっても、子どもたちの成長を実感できる日でもあります。また、異文化に触れることで、互いの相互理解を深める意味でも子どもたちにいい刺激になっていると感じています。こういう機会を与えてくださることに、心より感謝いたします。 ・みんなでお店をするのが、とにかく楽しい! 初ジェンベステージに自分も子どもたちと一緒に参加できて嬉しかった。子どもたちがたっぷり一日遊べるのも、ママ達と一日一緒に過ごすのもホントに楽しい。そして色んな人が話しかけてくれるのも嬉しく思っています。子どもたちにも将来発信していく力を養ってほしいので、このイベントで成長させてもらっていると思います。 ・アフリカンミックスの我が子たちに、少しでもアフリカのルーツを感じてほしくて、キャラメルキッズに参加させてもらい、ジェンベに出会えました。東大阪国際交流フェスティバルはいろんな国の文化にも触れることができ、毎年楽しみにしているイベントです。アフリカンフェスタをして頂き、とても楽しかったです。 ・普段は日本しか感じることのないような環境で生活しているので、こういうイベントに参加できることはとてもありがたいです。うちの子たちは恥ずかしがりやで積極的にステージに立ちたいとは思わないみたいなのですが、「緊張する?」と言いながらもアフリカの衣装を着てジェンベを叩く姿はかっこいいなと思いました。ステキに見えるのは、盛り上げてくれているジョゼフさんの力が大きいと思います。 同じアフリカンミックスの仲間との活動は、子どもたちも特別だと感じていると思うし、アフリカのことをほめてもらえると素直に嬉しいと感じているようです。そして、このイベントでは、その他の色々な国のお料理が食べられたりするのも楽しいと言っていました。異文化に触れることで世界が広がり、将来のことを考える時に役に立つといいなと思っています。イベント、ジェンベ、それから仲間を通し自分とのつながりを自然に感じ、考えているようです。いつも楽しんでいるし、学校や、普段では味わえない、特別な気持ちになっているようです。 ・子どもたちにアフリカ、色々な国に触れられる機会に感謝です。そして、楽しませてもらっているし、子どもたちが自然に自分のルーツについて感じることが嬉しいです。ただ単純にみんなで盛り上げて笑い、ほんとうに楽しい一日でした。 《子どもたちのコメント》 ・らんちゃんとメニューボードを持って、ステーキとかお肉とかを「いらっしゃい。いらっしゃい」したのが楽しかった。 ・ステージ全然恥ずかしくないよ。ジョセフさん大好き。 ・司会は緊張もしましたが、いい経験をさせてもらったと思っています。でも、お店番の方が気が楽かな(笑)。いつも、いろんな国の食べ物が食べられたり、音楽が聞けたり楽しい一日です! キャラメルのパパやママ、友達たちとワイワイ過ごせるのも、嬉しい! です。 ・いつも楽しんでいる。学校の友達とはまた違う特別な仲間。お手伝いできてうれしい。ジェンベも楽しいし、民族衣装を着る機会が、日本であまりないから。 ・演奏するのが楽しかった。ソロのパートももらえてうれしいかった。服もかわいかったし、みんなと遊べてよかった。今回アフリカをメインにしてもらって、アフリカの血が流れている者として、すごく嬉しかった。 《ウマルさん、ゼイヌさん(ガーナ)からのコメント》 ・僕にとって、このフェスタでいろんな文化と会って国際交流できることが素晴らしいです。 ・このフェスタは、他の国の文化と出会うチャンスです。 《メッド・ロマシィさん(シエラレオネ)からのコメント》 1年目に招待された時に、1回だけじゃないかなと思ってから、もう20数年が経ちました。すごく時間が速いです。ずっと楽しくて面白いし、たくさんお友達もできて、いろんな出店やステージを応援しています。素晴らしいです。キャラメルキッズのみんなは、この祭が一番好きで毎年の楽しみ。音楽も食べ物も最高です。皆さんとても優しい。おじちゃんや、おばあちゃん、子どもたちまですごく人なつこい。このアフリカン・フェアは忘れられません。ありがとうございます。 We love you Higashi Osaka kyosei network. (事務局・西山)
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