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2019年 市民学習集会③》
改正入管法と在住外国人の労働と暮らしを考える学習会
外国人労働者と教育現場の問題

・外国人労働者の受け入れを拡大する新たな制度(改正入管法)がこの4月1日から始まりました。新しい制度が、私たちの住む東大阪市に来られた外国人労働者の暮らしにどう関係しているのか、共に暮らし交流していくために、私たち市民に何ができるのか。こうしたことを考えるため5月17日、7月10日の2回にわたって学習会を開催しました。
・学習会では、これまでの制度が外国から来た労働者にとって、働く権利や暮らしていくための保障が決して十分なものではないことがわかりました。
・そして、最近のマスコミや文部科学省の調査では、新たに外国籍を持つ子どもたちの教育についての大きな問題が明らかになっています。こどもたちの2割近くの
210,701人が、学校に通っているかどうか確認できない就学不明となっており、さらに日本語教育が必要なのに、学校で指導が受けられない無支援の子どもが11,008人にも達しているというのです。
・私たちが、東大阪国際交流フェスティバルを通じて、培ってきた「多民族・多文化共生の街づくり」を目指していくには、このような不十分なポイントをよく知り、どのようにサポートできるかが重要なことだと考えています。
・第
3回目の学習会では、夜間中学校において教育の問題を現場で取り組んでこられた布施中学校夜間学級の安野勝美氏から実情をお聞きし、共に考えていきたいと思います。


2019年 市民学習集会(第3回)》
改正入管法と在住外国人の労働と暮らしを考える学習会
~第
3回「外国人労働者と教育現場の問題」~

講師:安野 勝美氏
(東大阪市立布施中学校夜間学級・教員)

◎ 日時:2019年11月17日(日)13:30~15:30
◎ 会場:スコラ東大阪会議室
(東大阪市教職員組合)
(近鉄奈良線若江岩田駅北側 希来里(きらり)
2
◎ 参加費:
500(資料代)
-----------------------------------------------
◆ 呼びかけ:NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク ◆
TEL&FAX 06(6721)6670
Email:kokusaiks@e-sora.net


 
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2019年 市民学習集会②》
改正入管法と在住外国人の労働と暮らしを考える学習会
ベトナム人技能実習生から見た改正入管法の問題点と 私たちが取り組んでいかねばならないこと

・外国人労働者の受け入れを拡大する新たな制度(改正入管法)がこの4月1日から始まりました。新しい制度が、私たちの住む東大阪市に来られた外国人労働者の暮らしにどう関係しているのか、共に暮らし交流していくために、私たち市民に何ができるのか。こうしたことを考えるため5月17日に第1回目の学習会を開催しました。
・学習会では、今回の法改正は「人手不足なので働きに来てほしい」「労働条件が悪くても、同じ場所で働いて」「最低賃金の低い県でも我慢して働いて」「家族がいるとコストがかかるから単身で」「恋愛しないで、妊娠や出産は絶対ダメ。生むなら帰国して」「怪我も病気もしないで、元気で休まず、文句も言わずに働き続けたらビザを更新してあげる」「失踪や不法滞在は絶対にダメ」という、非常に不十分な制度であることがわかってきました。
・しかし私たちが、東大阪国際交流フェスティバルを通じて培ってきた「多民族・多文化共生の街づくり」を目指していくには、制度の改善だけではなく、この不十分なポイントをどのように市民がサポートできるかが重要だと考えています。
・第
2回目の学習会では、そのためのヒントを外国人労働者と一緒に現場で取り組んでこられた神戸大学・斉藤善久准教授からお聞きしたいと考えています。


2019年 市民学習集会(第2回)》
改正入管法と在住外国人の労働と暮らしを考える学習会
~第
2回「ベトナム人技能実習生から見た改正入管の
問題点と私たちが取り組んでいかねばならないこと」~


講師:斉藤 善久氏
(神戸大学大学院国際協力研究科・准教授)
【斉藤善久准教授プロフィール】
 斉藤先生は、特にベトナムにおける労働法の研究や技能実習制度による日本で働くベトナム人労働者の問題に詳しく、具体的な技能実習生への支援活動の傍ら、国会での意見陳述、またテレビでの市民への訴えなど、学識者の立場を越えた取り組みを展開しておられます。
(論文)
・外国人労働者の権利侵害とその救済の実際:「季刊労働法」(
2018.9
・外国人労働者の受入れ拡大について:「労働法律旬報」(
2018.9
・日本で働くベトナム人労働者 ―問題状況とその背景:「連合総研レポート」(
2018.5
・外国人技能実習制度の問題点 ―技能実習法の与える影響:「労働法律旬報」(
2017.10
・外国人技能実習適正化法案:「季刊労働法」(
2015.12
・ベトナムにおける「労働力輸出」産業の実態と問題点:「季刊労働法」(
2015.3
・ベトナムにおける労働者派遣と法規制:「アジア法研究」(
2011.12
・ベトナム労働法における労働者代表主体の取り扱い:「社会体制と法」(
2011.6
・ベトナムに見る労働市場のグローバル化と関係法制の現状:「社会体制と法」(
2009.6
(参考人意見)
・入管難民法改正案関係:「参議院法務委員会」(
2018.12.5
・外国人技能実習適正化法案関係:「参議院法務委員会」(
2016.11.10
(テレビ出演)
NHK Eテレ「バリバラ」で四国タオルエ場で働くベトナム技能実習生への支援を語る

◎ 日時:2019年7月10日(水)18:30~20:30
◎ 会場:スコラ東大阪会議室
(東大阪市教職員組合)
(近鉄奈良線若江岩田駅北側 希来里(きらり)2
◎ 参加費:
500円(資料代)
-----------------------------------------------
◆ 呼びかけ:NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク 
TEL&FAX 06(6721)6670
Email:kokusaiks@e-sora.net


 
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2019年 市民学習集会》
改正入管法と在住外国人の労働と暮らしを考える学習会
よく知ろう! 改正入管法と外国人労働者の 受け入れの現状と課題について

・外国人労働者の受け入れを拡大する新たな制度(改正入管法)が、この4月1日から始まりました。これまで「高度な専門人材」に限定されていた就労目的の在留資格を、事実上の単純労働者にも認めるという大きな政策転換です。
・渡したちの住む東大阪市でもこれまでの技能実習生の制度により多くの外国人労働者が働いていますが、日本の大手企業において労働法違反の劣悪な条件下で働いている実態が明らかにされ、その改善が求められている現実があります。
・新しい制度がこれまでの技能実習生の制度とどのように違うのか、来日した外国人労働者が安心して働き、暮らしていくことが保証されるのかなど、様々な問題点も指摘されます。
・私たちは東大阪国際交流フェスティバルを通じて、多民族・多文化共生の取組みを進めてきました。言葉や文化などの違いを認め合い、互いに尊重し合う街づくりを進めるうえで、今回の制度が大きな影響を与えることは間違いありません。
・制度の全体像を理解し、来日した外国人労働者と共に暮らし、交流していくために、私たち市民に何ができるのかを考えていきたいと思います。


2019年 市民学習集会(第1回)》
改正入管法と在住外国人の労働と暮らしを考える学習会
     ~第
1回「よく知ろう! 改正入管法と外国人労働者の
受け入れの現状と課題について」~


講師:藤本伸樹氏
(アジア・太平洋人権情報センター研究員)

◎ 日時:2019年5月17日(金)18:30~20:30
◎ 会場:スコラ東大阪会議室
(東大阪市教職員組合)
(近鉄奈良線若江岩田駅北側 希来里(きらり)
2
◎ 参加費:
500(資料代)
-----------------------------------------------
◆ 呼びかけ:NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク 
TEL&FAX 06(6721)6670
Email:kokusaiks@e-sora.net


 
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《ドキュメンタリー映画
「アイ(子ども)たちの学校 100年の差別-その闘いの記憶」

この世に差別されるべき人間は一人もいません
~大阪朝鮮高級学校生徒の言葉から~1910年―日本は武力で韓国併合を強要し、朝鮮半島を植民地にした。
1948年―GHQと日本政府は朝鮮学校閉鎖令を出し、閉鎖を強行した。
現在―日本政府は法・制度的に民族教育の抑圧をはかり、裁判所の多くが追随している。
100年にわたって続けられてきた差別の歴史。
在日朝鮮人はアイ(こども)たちの夢を育むために、
幼稚園から大学にいたる世界にもたぐい稀な民族教育事業を行ってきた。
しかしいま、ウリハッキョ(朝鮮学校)は厳しい逆風を受けている。
2010年、政府は高校無償化制度からウリハッキョを排除し、
地方自治体も次々と補助金を打ち切ってきた。
ウリハッキョは裁判闘争に立ち上がった。
その闘いは全ての外国人の子どもたちの教育権に連なり、
多民族多文化共生の時代を切り開いていく。
知られざる歴史的資料や証言を発掘し、ウリハッキョの
差別と闘いの真実を浮き彫りにする初の長編ドキュメンタリー。


映画『アイたちの学校』東大阪上映会
アイ(子ども)たちの学校
100
年の差別-その闘いの記憶」

■ 東大阪上映会 ■
◎ 日時:2019年5月17日(金)18:30上映
◎ 日時:2019年5月24日(金)18:30上映
◎ 日時:2019年5月25日(土)13:30、18:30上映

会場:
布施駅前市民プラザ多目的ホール
東大阪市長堂
1-8-37/ヴェルノール布施5階(布施イオン5階)
◎ 資料代:
1,000
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◆ 共催/東大阪日朝友好の会、東大阪朝・日友好親善協議会 ◆
問合せTEL:06(6728)9144

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■ 監督/高賛侑
■ 制作/「アイたちの学校」制作委員会
■ 撮影/小山帥人、松林展也、高賛侑
■ 編集/黒瀬政男 テーマ音楽/朴守賢
【ドキュメンタリー/
2019年/99分】

■ 推薦:前川喜平氏(元文部科学事務次官)
在日コリアンの子どもたちが「ウリ・ハッキョ」と呼ぶ学校。
彼等が自分たちの言葉と文化を学ぶ学校。
その過去と現在を学ぶことができるこの映画を、
一人でも多くの日本人に観てもらいたい。
共に未来を生きる者として。





《ジャパニ-ズ・フィリピーノ・チルドレンの父親探し》
2016年 劇団「あけぼの」ミュージカル東大阪~ルーツを探して~

クレイン・ドッグ
―フィリピン女性と日本人男性との間に生まれた子どもたちの物語―
〈ゲスト〉東大阪市内のJFCの子どもたちのダンスショウ!!


日時:2016年5月20日(金) 午後6:30
会場:ユトリート東大阪(東大阪市立勤労市民センター)
近鉄奈良線「八戸ノ里」下車・南東700m
東大阪市中小阪5丁目14番30
-----------------------------------------------
主催:大阪府在日外国人教育研究協議会
    NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク

連絡先080-3104-8168(アンノ)、annoktm@yahoo.co.jp


集まろう
東大阪に住んでいるフィリピンルーツの子どもたち!!
東大阪の学校に通うJFC(フィリピン・日本ルーツの子どもたち )の学習会

 一昨年の 昨年の
9月から、瓢箪山のやまなみプラザでフィリピンルーツの小学生・中学生が集まって日本語や教科の勉強、高校進学についての相談、フィリピンダスの練習などを開催してきまた。
 
2014 、2015年卒業した中学三生は、全員が高校へ進学しました。
 日本語だけでなく、タガログや英語も飛び交う空間です。
 毎週金曜日午後
6時から8頃までです。今年もに始まっています。元教員や学生、地の方々 です。今年もに始まってい元教員や学生、地の方々、フィリピン出身の大学生などに手伝っていただいています。見学歓迎、ボランティアも歓迎です。
※問合せは、世話人の安野まで。
080-3104-8168、annoktm@yahoo.co.jp

チラシ(PDF)は、ココから 



《2015年 学習集会》
人種差別扇動のヘイトスピーチを許さず、 李信恵さんの「反ヘイトスピーチ裁判」 を支援する東大阪の集い

 2014年8月国連人種差別撤廃委員会日本政府に対してヘイトスピーチ問題に法規制や人種差別撤廃法の制定の要請まで踏み込んだ勧告を行いました。つまり国際的には、日本では人種差別が日常的に行われているにもかかわらず、それが放置されている国であると認識されているのです。
「言論の自由」の前に腰折れの状況が続くのを、私たちは座視することはできません。また
大阪高裁に続き最高裁判所は、京都朝鮮学校への襲撃事件に「1200万円の損害賠償」で断罪しました。
 
東大阪市民である李信恵さんが起こした、インターネット上でのヘイトスピーチを食い止め、道路上で繰り広げられる差別扇動を止めるための裁判から、私たちは真摯に学ぶ必要があります。

■国連人種差別撤廃委員会が日本政府へ下した勧告(2014年8月)
(a)集会の場における人種差別的暴力や憎悪の煽動、また憎悪や人種差別の表明について毅然とした対処を実施すること。
(b)インターネットを含むメディアにおける、ヘイトスピーチの根絶のため適切な対策を講じること。
(c)調査を行い、適切な場合には、そのような言動の責任の所在する組織及び個人を起訴すること。
(d)ヘイトスピーチの発信及び憎悪への煽動を行う公人及び政治家への、適切な制裁措置を実行すること。
(e)人種差別的ヘイトスピーチの根本的原因についての取り組みを行い、人種差別につながる偏見を根絶し、国家・人種・民族グループ間の相互理解や寛容、友愛の情を育むための指導・教育・文化・情報発信における方策の強化を行うこと。

■最高裁判所が、京都朝鮮学校襲撃のヘイトスピーチ事件を「人種差別」と認定(2014年12月)
 示威活動における発言は、その内容に照らして、専ら在日朝鮮人を我が国から排除し、日本人や他の外国人と平等の立場で人権及び基本的な自由を享有することを妨害しようとするものであって、日本国籍の有無による区別ではなく民族的出身に基づく区別又は排除であり、人種差別撤廃条約1条1項にいう「人種差別」に該当するといわなければならない。

《2015年 学習集会》
人種差別扇動のヘイトスピーチを許さず、
李信恵さんの「反ヘイトスピーチ裁判」
を支援する東大阪の集い


◎日時:2015年2月21日(土)18:30~
◎場所:東大阪市民会館
◎資料代 (カンパ): 500円
-----------------------------------------------
①講演Ⅰ
「李信恵さんの裁判に寄せて ~何が問われているのか」
・講師:上瀧(こうたき)浩子弁護士(京都弁護士会所属弁護士)

②講演Ⅱ.
「日本における排外主義と人種差別扇動のヘイトスピーチ」
・講師:安田浩一さん(ジャーナリスト)

③報告.

「ヘイトスピーチをめぐる最近の大阪の動き」
・報告:金光敏(NPO法人 コリアNGOセンター)

◆ 「反ヘイトスピーチ裁判」を支援する東大阪の集い実行委員会◆
 事務局:NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク

TEL&FAX 06(6721)6670

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《救援募金の取組み》
西アフリカ・シエラレオネで拡大する エボラ出血熱への救援を!

東大阪国際交流フェスティバルにご参加のみなさん。いま西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱はWHO(世界保健機関)が「非常事態」を宣言するなかで、4877人が死亡し感染者は1万人に迫ろうとしています(10/22現在)。
(ユニセフHPから)

(地域からエボラ出血熱への取り組みを進めよう!)
 私たちメッド・ロマシィさんの友人の会NPO法人東大阪国際共生ネットワークは、西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱対策を支援するためのキャンペーンや支援カンパを地域から取り組んでいます。それは第1回目の東大阪国際交流フェスティバルからアフリカン・ダンスやキャラメルキッズのパフォーマンスを率いて参加するメッド・ロマシィさんが、シエラレオネ出身であり、彼のお母さんやご家族が祖国で不安の日々を送っておられるからです。
 地域の仲間であるメッド・ロマシィさんの心配を私たちが受け止め、西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱の拡大を少しでも抑えるためのカンパ活動への協力をお願いいたします。
カンパは医療用の防護服にあてることにしています。

(医療用防護服のための支援カンパに協力を!)
《カンパの目標》防護服100着分(1着3000円)に相当する30万円を目標
《カンパの提供方法》シエラレオネの首都フリータウンにある医療機関への寄贈、または国境なき医師団への寄贈を予定

《郵便振替口座への振込》
郵便振替口座番号: 0970-7-241565
加入者名:
東大阪国際共生ネットワーク(「エボラ出血熱救援募金」と明記)

《呼びかけ団体・問い合わせ先》
NPO法人東大阪国際共生ネットワーク
◎電話:
06-6721-6670 ◎メールアドレス:kokusaiks@e-sora.net

※11月3日東大阪国際交流フェスティバルの模様が“YouTube”に!!
「エボラ出血熱対策 母国に支援を!」(YouTube)⇚ココから
http://www.youtube.com/watch?v=_Rxvy6DDRRs

…………………………【報道記事】…………………………

《エボラ対策母国支援へ募金/来月3日・東大阪》シエラレオネ出身の英語助手ら
 西アフリカ・シエラレオネ出身で大阪市在住の英語指導助手メッド・ロマシィさん(49)と友人らが、西アフリカで広がるエボラ出血熱対策を支援する募金活動を始める。医療用防護服を送る計画で、11月3日に東大阪市である国際交流の催しで呼びかける。
 メッドさんは日本の歴史や文化に興味を持ち、1993年に来日した。飲食店を営むなどした後、小中学校で英語指導に携わりながら、妻や子どもと暮らしてきた。ところが、故郷のシエラレオネなどで今夏以降、エボラ出血熱の患者や死者が急増シエラレオネの首都フリータウンに住むメッドさんの母親や妹は規制のため自由に外出できない時があるなど、不安な日々を過ごしているという。
 心配するメッドさんのために、国際交流活動を通じて知り合った友人ら約10人が9月中旬に「何かできることはないか」と相談。30万円を目標に募金を集め、医療用防護服100着をフリータウンの医僚機関やNGO「国境なき医師団」に送る計画を立てた。
 募金活動は11月3日から始め、同日午前10時から東大阪市三ノ瀬1丁目の三ノ瀬公園で開かれる「東大阪国際交流フェスティバル」の会場に募金コーナーを設ける。メッドさんが現地の状況などを説明し、寄付を呼びかける。メッドさんは「みんなで力を合わせて病気が広がらないようにできれば」と話している。
 問い合わせは、NPO法人東大阪国際共生ネットワーク(06・6721・6670)へ。(大宮司聴)」【朝日新聞2014.10.31】

エボラ出血熱対策で東大阪市民に支援呼びかけ/10月29日資料持ち市政記者室へ/NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク
 エボラ出血熱対策について「メッド・ロマシィさんの友人の会」と「NPO法人東大阪国際共生ネットワーク」が、10月29日(水)東大阪市政記者室へ説明に来られた。
 当日は、メッド・ロマシィさんの友人の会代表・林二郎氏と、NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク代表・荘嘉時さんが来市、次のように説明された。
 私たちはメッド・ロマシィさんの友人の会・NPO法人 東大阪国際共生ネットワークでは、西アフリカで猛威を振るうエボラ出血熱対策を支援するため具体的な啓発や支援カンパなどについて地域から取り組みます。
(地域から取り組む理由)
 NPO法人 東大阪国際共生ネットワークは、東大阪国際交流フェスティバルに参加するなかで、21年前に西アフリカ・シエラレオネから日本に来られたメッド・ロマシィさんとお会いしました。彼は関西に住むアフリカの友人たちや子どもたちと共に、第1回目のフェスティバルから参加しておられます。何時もペッパーの利いた鳥の料理やお酒、そして民族の太鼓(アフリカンジャンベ)・歌でアフリカを紹介し、地域の参加者からも親しみをもって「メッドさん、メッドさん」と声をかけられています
 そのメッドさんの出身地であるシエラレオネの首都フリータウンを中心にこの7月から2000人のエボラ出血熱の患者が発生し、518人という多くの死者(10月26日現在のWHO報告:全体では6574人が感染、3091人が死亡)もでており、WHO専門家も今後さらに拡大すると予測しています。そのなかでフリータウンに住むメッドさんのお母さんや妹さんは毎日、不安の日々を送っておられます。もちろんメッドさんの心配は、私たちが想像することもできないほど深いものがあります。
 彼はこれまで東大阪市民にいろいろなアフリカの踊りや歌、そして食べ物などほとんど目にする機会もない貴重な文化を紹介し続けてくれました。そのようなメッドさんに対し、地域から何かできることはないかと議論したところ、私たちの地域の仲間として支援していこうという声がおこりました。そして、今回、エボラ出血熱対策への啓発や支援カンパに取り組むことになりました。
(具体的な支援の方法)
1.啓発の取組み
 11月3日に東大阪三ノ瀬公園において開催される第19回東大阪国際交流フェスティバルにおいて、パネル展示や啓発ビラを通じ、また舞台からメッドさんがアピールするなどにより、市民への支援と理解を求めます。
2.支援カンパの取組み
 国際交流フェスティバルの場において参加者に呼び掛けるとともに、郵便振替の口座振り込みも利用して支援のカンパを求め、医療用防護服の購入にあてる予定です。
《目標》防護服100着分(1着3000円)に相当する30万円を目標
《カンパの提供方法》 シエラレオネの首都フリータウンにある医療機関への寄贈、または国境なき医師団への寄贈を予定
《郵便振替口座への振込》郵便振替口座番号 0970-7-241565加入者名 東大阪国際共生ネットワーク(「エボラ出血熱救援募金」宛と明記)
《問い合わせ先》電話:06-6721-6670、メールアドレス:kokusaiks@e-sora.net」【東大阪2014年11月1日】



《2014年 学習集会》
正しい歴史認識のもと 豊かな国際協調と足もとからの国際共生を
―5・10講演と報告の夕べ―

正しい歴史認識のもと、過去の過ちをくり返さず、国際友好と国際人権の確立で、足もとからの共生社会を築き上げよう
 東大阪では、多くの国・民族の外国人市民(
60ヵ国、約17,000人)の皆さんと共に生活をしています。東大阪市は、“アジアのまち 世界のまち 東大阪”をめざした『東大阪市国際化推進大綱(2008年)』を策定。また、多文化共生社会と人権尊重のまちづくりへの『東大阪市外国籍住民施策基本指針(2003年)」を策定し、実現に向けて多くの市民との協働で取り組みが推進されてもきています。
 ところが今年に入り、安倍首相などが「歴史研究、歴史教育を通じて、ながく記憶にとどめ、同じ過ちを決して繰り返さない」とした“河野談話(
1993年)”への相次ぐ“見直し発言”が国際社会を駆けめぐり、3月にやっと「河野談話は見直さない」「村山談話も踏襲する」と表明するに至りました。
 それは2007年、安倍首相による「(従軍慰安婦の)強制性を示す証拠はない」との国会答弁に対して、即座に米下院における“抗議決議”(共和党、民主党の167議員が共同提案)の採択や、オランダ、カナダ、フィリピン、韓国の各国会、国連・自由権規約委員会、欧州議会での相次ぐ決議採択、日本での42
自治体議会での意見書・決議採択などと軌を一にした事態になっているのです。

姉妹都市・グレンデール市(アメリカ)との、“平和の少女像(軍隊慰安婦像)”にまつわる誤解をほぐし、豊かな国際交流を推進しよう
 東大阪市との姉妹都市・グレンデール市(アメリカ)において、
2013年に設置された“平和記念碑(慰安婦少女像)”に関して、市のホームページでの記載をめぐり両市間で書簡が交わされていることが報道されました。そして、昨年まで続いていたお互いの交換留学が中止に追いやられています。こうした事態は、両市の真摯な対話と交流によって解決されるべきであり、一部の政治利用的な動きに押されて性急に誤った判断を取れば、両市の留学生たちだけではなく、多くの外国人市民、在日の方々の心を踏みにじりることになると危惧するものです。
 グレンデール市との良好な国際交流が継続されるとともに、長い間、東大阪市、外国人市民を含む多くの市民が手をたずさえて築き上げてきた“足もとからの豊かな共生社会”の実現と、将来を担う子どもたちに“平和な国際友好都市”を残すために、いま一度、「“河野談話”を大切にした国際共生社会への道を探る」という原点の学習会を企画しました。多くの心ある仲間の皆さんの、ご参加をお待ちしております。

《2014年 学習集会》
「 講 演 と 報 告 」
◎日時:2014年5月10日(土)18:15~
◎場所:東大阪市民会館
-----------------------------------------------
①講演
「“河野談話と「従軍慰安婦」問題”
~過ちをくり返さないための国際共生社会への道を探る~」
講師:吉見義明さん(中央大学商学部教授/専攻日本近現代史)

②報告

「姉妹都市・グレンデール市の誤解をほぐし、
国際友好を維持・発展させるために」
講師:梯信勝さん(前・大阪府議会議員)

◆ 主催:NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク 

TEL&FAX 06(6721)6670



《2013年 第12回総会》
記念講演会のご案内

「入管法改定から1年、いま何が起こっているか」(講師:安野勝美さん)
 「出入国管理及び難民認定法(入管法)」「出入国管理に関する特例法(入管特例法)」「住民基本台帳法(住基法)」が本格的に施行されて、1年が経過しました。この法改正にあたっては、外国人情報が国家によって一元管理されることへの問題点(憲法違反)や、「特別永住者証明書」「在留カード」の常時携帯・提示義務への刑事罰の問題点などが指摘されていたもので、附帯決議が付けられることによって成立しました。
 そこで“外国人の人権の確保”“住民サービスの充実”をおし進める共生社会の実現という視点から、安野さんに、この1年間の自治体、教育現場、地域での特徴的な変動を報告していただき、地域でどのように取り組みを進めるべきかを共に考えたいと思います。

■「憲法改悪問題と、大阪府・市行政の危険な動向」(講師:梯信勝さん)
 この間、日本政府は憲法改正(平和憲法の破棄)を唱えながら「侵略の定義は定まっていない」と強弁し、橋下大阪市長も日本軍「慰安婦」被害者への「慰安婦制度は必要」「国家が関与の証拠はない」や、「在沖米軍は風俗業の活用を」と発言し、アジアやアメリカからの公の鋭い批判を受けております。
 「人と文化の多様な交流をすすめ、相互理解をはかるとともに、……戦争がない平和で平等な国際社会づくりをめざす」(定款)としてNPO活動を取り組む私たちも、大阪府、大阪市で、矢継ぎ早に強行されていく教育基本条例、政治活動禁止条例などの動きと、“現在のきな臭い政治状況とがつながり合った危険なものではないのか”ということを、梯さんからの問題提議を受け止めながら考えていきたいと思います。

《2013年 第12回総会》
「 記 念 講 演 会 」

◎日時:2013年6月9日(日)午後6:00~7:30
◎場所:東大阪市民会館 5階第5会議室
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①記念講演Ⅰ(午後6:00~6:45)
「入管法改定から1年、いま何が起こっているか」
講師:安野勝美さん(泉佐野市立佐野中学校非常勤講師)

②記念講演Ⅱ(午後6:45~7:30)

「憲法改悪問題と、大阪府・市行政の危険な動向」
講師:梯信勝さん(元・大阪府議会議員)

◆ 主催:NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク 

TEL&FAX 06(6721)6670



《「ロス暴動」20周年記念上映会》
在米コリアンが製作した渾身のドキュメンタリー映画

『ロス暴動の真実
―コリアタウンはなぜ襲われたか―』


10万人・平和集会(1992.5.2 於:シカゴ)
 1991年3月、米国・ロサンゼルスでスピード違反を犯した黒人青年に対し白人警官らが激しい殴打を加えた映像が全米で放映された。翌92年4月、警官らに対する裁判で陪審員は無罪評決を下した。その直後に黒人の怒りが爆発し、史上最大の黒人暴動に発展した。ロス市警は白人地域での防御態勢を固めたが、コリアタウンを無防備のまま放置した。その結果、暴動はコリアタウンに襲いかかり甚大な被害をもたらした。
 当時、「黒人がコリアタウンを襲撃した」という報道に強い違和感を覚えたノンフィクション作家の高賛侑さんは現地に取材に行き、白人による黒人差別に起因しているにもかかわらず、「韓黒葛藤」に原因があるかのようにすり替えられていることを明らかにした(著書『アメリカ・コリアタウン』参照)。2011年、19年振りに現地を訪れた高さんは、地元の韓国人が製作したドキュメンタリー映画「クラッシュ・オブ・カラーズ」に遭遇し、日本での上映活動を開始した。
 この映画は、当時の生々しい映像と、被害にあった韓国人や白人・黒人の政治家、学者、ジャーナリストなどの証言によって構成されている。
ロス暴動の真相に肉迫しながら、同時に人種、差別、多文化共生といった今日的テーマをも考えさせる要素に満ちている


《「ロス暴動」20周年記念上映会》
在米コリアンが製作した渾身のドキュメンタリー映画

『ロス暴動の真実
―コリアタウンはなぜ襲われたか―』
◆ 日時:2012年11月24日(土)PM6:30~(開場PM6:00)
◆ 会場:布施駅前市民プラザ(近鉄線「布施」駅北口すぐ)
◆ 内容:
・第1部:講演 高賛侑さん(ノンフィクション作家)
・第2部:ドキュメンタリー映画『シカゴ暴動の真実』上映(78分)
◆ 参加費:1,000円(学生700円)
◆ 主催:NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク

TEL&FAX 06(6721)6670(田村)



《2012地域学習会》=改定「入管法・入管特例法」=
7月施行 外国人の人権はどう変わる

総務省チラシ
 2009年に改定・公布された「出入国管理及び難民認定法(入管法)」「出入国管理に関する特例法(入管特例法)」「住民基本台帳法(住基法)」の本格的な施行が、7月9日に控えています。そして、これまでの外国人登録証に変わり、特別永住者には「特別永住者証明書」が、その他の在留資格を持つ外国籍者には「在留カード」が交付されることになります。
 この法案の審議(2009年)に当たっては、“個人情報の一元管理”は違憲(2008年3月/住基ネット最高裁判決)という観点から、外国人情報が国家によって一元管理されることへの問題点や、「特別永住者証明書」「在留カード」の常時携帯・提示義務への刑事罰、学校・職場・家族構成の変更届(2週間以内)への在留資格取消や刑事罰、16歳(高校生)の誕生日に入管局(14日以内に市町村窓口)―以降の常時携帯・提示義務等々の問題点が指摘され、附帯決議が付けられて成立したのです。それ以降、どうなっているのでしょうか。今回の外国人(在留)管理制度が「“外国人の人権の確保”“住民サービスの充実”とはかけ離れた「排除・監視・管理」の強化ではないか」との指摘があっただけに、気になるところです。
 同法の附則や国会での附帯決議で、運用に当たっては「在留管理全般について広範な検討を行う」「個人情報の保護について万全の配慮」「必要最小限のものとなるよう、その運用には慎重を期する」「弾力的な運用を行う」「今後も引き続き検討する」等とされた附帯内容について、それらの“宿題”がどう示されているのかを点検することは、外国籍住民施策にあたる自治体、教育現場、地域で共生社会に取り組むNPO市民にとっても、きわめて大切であることは言うまでもありません。
 今回の地域学習会を通して、現在の改定「入管法・入管特例法」への理解を深め、地域でどのように取り組みを進めるべきかを共に考える場になれば幸いです。多くの皆さんの、ご参加をお待ちしております。

《2012地域学習会》
=改定「入管法・入管特例法」=
7月施行 外国人の人権はどう変わる

日時:2012年5月19日(土)PM6:00~
◆ 会場:東大阪市立市民会館・5階第5会議室
講 演:「今回の改定入管法の現状と、当面の課題を考える」
講 師:郭辰雄さん(NPO法人コリアNGOセンター 代表理事)
◆ 資料代:500円
◆ 主催:NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク

◎ 申込・問い合わせは ◎
 
NPO東大阪国際共生ネットワーク TEL&FAX 06(6721)6670(田村)


《2010地域学習交流の集いのご案内》
=韓国強制併合100年=
地域の現状から私たちの課題を探る
 日清・日露両戦争を経て、日本は武力により1905年韓国に「保護条約」を押しつけ、1910年にはついに「韓国強制併合」を行いました。今年は、ちょうど100年目を迎える年になります。そして植民地支配や戦争の記憶は少しずつ風化されつつあります。そのような中で“積み残されたままになっている課題はなにか”を、国際交流フェスティバルや、地域で生活や労働を共にする在日の仲間たちと集い、朴一さんの話に耳を傾けながら、いっしょに考えてみたいと思います。
 そうした取り組みを通して、歴史に由来する今も残された課題を一つずつ共同の努力で解きほぐしてゆきたいと思います。また当日、うり・そだんから多数、参加されるハルモニたちの、100年の大部分を生きてきてなおその意味を問おうとする学びへの意欲に敬意を払うとともに、ほんの少しでも疲れをいやしていただき、また講師の朴一さんには今後とも地域の現状に対する貴重な提言をお願いするきっかけにしていただきたいと考えています。
 「韓国強制併合100年」という大きな節目の年に、足元にある大切な課題を共同で確認し合いながら、共生社会の実現に向けて、もう一歩、前へ歩んでいきましょう。


■日 時:2009年
7月27日(金)午後6時半から
■会 場:東大阪市立市民会館・大集会室
(近鉄奈良線「永和」駅前/東南側)
■講 師:
朴 一さん(大阪市立大学教授)
「韓国強制併合100年から、我々は何を学ぶのか」
■主 催:

NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク
■協 賛:
NPO法人 学ぶ人から学ぶ<うり・そだん>
東大阪市労働組合連合(東大阪市教組・自治労東大阪)

■【問合せ先】:
NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク

(TEL:06-6721-6670) 
■参加費:700円(資料代)

朝鮮侵略を生々しく伝える
(1910年8月30日付
(大阪毎日新聞))
朴一さん:在日3世。兵庫県生まれ。大阪市立大学大学院 経済学研究科・教授、朝鮮半島地域研究専攻。「たかじんのそこまで言って委員会」(読売テレビ)、「たけしのテレビタックル」(テレビ朝日)、「サンデージャポン」(TBS)などのレギュラー・コメンテイターを勤める。著書:『韓国NIES化の苦悩』(同文館)、『在日という生き方』(講談社)、『在日コリアンってなんでんねん』(講談社)、『朝鮮半島を見る眼』(藤原書店)など。



《地域学習会のご案内》
インターネット上から 現実世界に躍り出る
排外主義の横行/差別の助長・扇動を許すな!

東大阪の朝鮮学校を支援する会 3・27学習会
 2009年12月4日、京都朝鮮初級学校に押しかけた「在日特権を許さない会」などグループ数名が「朝鮮学校、こんなものは学校でない」「こらあ、朝鮮部落、出ろ」「キムチくさいねん」「密入国の子孫やんけ」など聞くに堪えない罵声を拡声器などで約1時間にわたり大音量で浴びせ続けるという事件があった。この事件は「国籍や民族による差別の助長・扇動」であり「脅迫的言動は、子どもたちや家族、学校関係者など在日コリアンに不安と恐怖を生み出しており早急な対策が必要である」(2010年1月19日京都弁護士会会長声明)。
 長引く不況で就職できない若者の声が、「希望は戦争」と表現されているように、脱出路は戦争、差別、排外主義に求められている。「在特会」の朝鮮学校襲撃の実態、東京や大阪のコリアタウンでの排外デモ、「水曜デモ」襲撃など排外主義横行の実態と背景を探り、これらの動きとの関連で、今回の高校授業料無償化からの朝鮮学校排除の問題を考える。
■日 時:2010年3月27日(土)午後2時から
■会 場:東大阪市立市民会館
■講 師:
柴松枝さん
(京都民族教育対策委員会)
草加道常さん(すべての外国人労働者とその家族の人権を守る関西ネット)
■報 告:「授業料無償化問題」
朴栄致さん
(大阪民族教育対策委員会)
■主 催:東大阪の朝鮮学校を支援する会連絡先/東大阪市教職員組合072-966-9381)




《地域学習会のご案内》
新たな「外国人在留管理制度」導入
の問題点を考える学習会
 日本政府は外国人(在留)管理制度の改編を急ピッチで進め、今年3月に「住民基本台帳法(住基法)」、「出入国管理及び難民認定法(入管法)」、「日本国との平和条約に基づき日本の国籍を離脱した者等の出入国管理に関する特例法(入管特例法)」の改定案を閣議決定し、今国会に上程しました。
 これらの改定法案は、これまでの国(入管による外国人在留管理)と自治体(市町村による外国人登録)の情報を国家によって一元管理することを目的とし、①自治事務による外国人情報が国の在留管理に従属させられ(“個人情報の一元管理”は違憲=2008年3月/住基ネット最高裁判決)、②外登法の義務と罰則を入管法に受け継ぎ、③企業、学校などには「就労・就学状況」の報告を義務付け、④「特別永住者」「中長期在留者」「非正規滞在者」に分類して「届出」の遅延や違反への重罰(懲役、在留資格取消)などと、大きな問題が各界から指摘されているものです。
 「特別永住者証明書」「在留カード」の常時携帯・提示義務に刑事罰や、学校・職場・家族構成の変更届(2週間以内)に在留資格取消や刑事罰、日本人配偶者の場合は3ヵ月以上離れれば在留資格の取消や、16歳(高校生)の誕生日に入管局―14日以内に市町村窓口―以降の常時携帯・提示義務等々……。今回の新たな「外国人(在留)管理制度」は、“外国人の人権の確保”“住民サービスの充実”とはかけ離れた「排除・監視・管理」の強化ではないかとの厳しい指摘が相次いでいます。
 民族教育をすすめる教育集団、外国籍住民施策をすすめる自治体労働者、地域で共生社会への取り組みをすすめるNPO市民の、共同の課題としての学習会の設定です。現在の政治状況のもとで“秘密裏”に上程され、進められようとしている改定案についての理解を深め、地域でどのように取り組みを進めるべきかをともに考えて行きましょう。

■日 時:2009年
5月23日(土)午後3時から
■会 場:スコラ会議室(東大阪市教組書記局)
(近鉄奈良線「若江岩田」駅北側/希来里2F)
■講 師:武村二三夫 弁護士
■主 催:東大阪市労働組合連合会
(東大阪市教職員組合・自治労東大阪市労働組合)
■共 催:NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク
(TEL:06-6721-6670) 
■参加費:500円(資料代)

武村二三夫(弁護士)
武村弁護士:自由権規約、社会権規約、女性差別撤廃条約、子どもの権利条約など日本が加入した人権諸条約が保障している国際人権規約の効果的な履行を促し、実際に人権擁護の現場で活動する弁護士。



《取り組みのご案内》
大阪朝鮮高級学校の運動場を守り、民族教育を支援する
東大阪市民の集い
 大阪朝鮮高級学校(以下「大阪朝鮮高校」)の運動場裁判を契機に、①民族学校や日本の民族学級などで学ぶ子どもたちが自らの民族性を大切にする教育を受ける権利(国際人権規約、子どもの権利条約)や、②すべての外国人学校・民族学校を「正規の学校」として制度的に保障することを求める地域の方々と共に、裁判支援の傍聴行動をはじめ、訴訟の円満解決を求める「陳述書」の提出や、全国高校ラグビー大会が花園ラグビー場で開かれることから、「ラグビーのまち東大阪」で大阪朝鮮高校の果たしてきた役割を訴える手紙を全出場校に送るなど、地域に根ざした支援の活動を行ってきました。

《転機を向かえた裁判》
 大阪朝鮮高校・運動場の取扱いをめぐる裁判は、さる7月2日の第8回口頭弁論までが進められ、丹羽雅雄弁護士をはじめ5名の弁護団によって、「当時の土地区画整理事業において、日本人学校の教育施設と同等の配慮を行ってきた」とする東大阪市の主張に対して、資料の提出を含めながら的確な反論がなされてきました。特にここにきて、英田中学校と大阪朝鮮高校との取り扱いに大きな違いがあったことが新たに明らかになり、裁判の根幹の問題に関わる重要な局面を迎えております。
 東大阪市は、減歩率において公共的施設を通常の宅地扱いとしていたのみならず、英田中学校との減歩率における大きな違いや、運動場などを確保するための新たな土地の購入を含む予算措置があったことなど、当初の「土地区画整理事業だから公平な配慮」との主張そのものが問われ出してきています。
 8月30日の東大阪市民集会では、新たな裁判の局面について弁護団からの報告をお受けしながら、今後の取り組みの方向について考えていきたいと思います。多くのみなさんのご参加を!!


大阪朝鮮高級学校の運動場を守り、
民族教育を支援する
東大阪市民の集い

■2008年8月30日(土)PM6:30~(pm6:00開場)
■会場:
大阪府立中央図書館「ライティホール」
■参加費:500円(資料代)
《 次 第 》
①大阪朝鮮高級学校生・公演
②代表あいさつ
弁護団からの裁判の状況報告
④市民の会からの取組み報告
⑤大阪朝鮮高級学校生・アピール
⑥集会アピール文採択
【大阪朝鮮高級学校「運動場明け渡し裁判」ってなに?】←ココから

外国人学校の処遇改善を求める国会請願署名

 衆議院議長 殿
 参議院議長 殿

請願趣旨
 日本には現在、200万人を超える外国人が暮らしており、210校以上の外国人学校があります。外国人たちは自力で学校を運営し、子どもたちに自国の言葉や文化を教えながら、近隣の日本学校、地域住民との相互理解を深めております。また、外国人学校で学んだ子どもたちは、日本の「多文化共生社会」実現のため様々な分野で貢献しております。
 しかし、外国人学校に対する日本政府や自治体からの支援は十分でなく、学校経営を寄付に頼らざるを得ない状況です。何より、寄付を集めやすくする税制上の優遇措置は、欧米系のインターナショナルスクールには適用されていますが、朝鮮学校や中華学校などには適用されていません。日本弁護士連合会は2008年3月、日本政府に対して、このような差別的な取扱いを改善し、朝鮮学校などにも税制上優遇措置を適用するよう勧告を出しました。
 私たちは、朝鮮学校をはじめとする外国人学校の処遇改善を求め、下記のように請願します。

請願項目
○朝鮮学校をはじめとする外国人学校に対し、所得税法及び法人税法上の指定寄付金制度を適用すること。
○朝鮮学校をはじめとする外国人学校を所得税法及び法人税法上の特定公益増進法人制度の適用対象として取り扱うこと。

【国会請願署名用紙】←ココから
【ご存じですか? 朝鮮学校や中華学校への税制上の差別】←ココから



《映画鑑賞『光州5・18』のご案内》
韓国映画『光州5・18』が上映されます
〈スタッフ〉監督:キム・ジフン
〈キャスト〉アン・ソンギ/キム・サンギョン/イ・ヨウォン/イ・ジュンギ


■布施ラインシネマ10■
■5月10日(土)~6月6日(金)■
(上映時間①10:00 ②12:30 ③15:00 ④17:30 ⑤20:00の予定)
【韓国で動員700万人を突破! 引き裂かれた兄弟愛。魂を揺さぶる衝撃のヒューマンドラマ】
 1980年、5月18日。韓国・光州。平和なこの町に住む市民の前に、突然悲劇は舞い降りた。25000余名の韓国軍が光州市に降り立ち、民主化を求める市民らと武力の衝突が起こる。一瞬にして戦場と化した状況の中で、何の抵抗も出来ない市民は、恐怖に打ち震え、ただ逃げ惑うばかりだった。兄弟が、恋人が、父が、愛する息子が…。彼らは極限の中で、ただ愛するものを守りたいという本能で、戦いを挑んでいくのだが…。アン・ソンギ(『シルミド』)、キム・サンギョン(『殺人の追憶』)、イ・ヨウォン(『子猫をお願い』)、イ・ジュンギ(『王の男』)ら韓国最高の演技派俳優が集結。2007年7月に韓国公開され、動員700万人突破 歴代韓国映画興行トップ10入り(第8位)を果たした。
 商業映画としては史上初めて<光州事件>を真っ向から取り上げ、『シルミド』『ブラザーフッド』に続き、韓国の歴史に翻弄され犠牲になった市民の悲劇、そして、そこに浮かび上がる人間愛を衝撃的に描く感動作。


チラシ:当日精算券扱い1300円(60才以上1000円)
※上の
チラシを布施ラインシネマ10に持参すれば、
チラシ1枚につき4名まで割引きされます。
★チラシを入手したい方は★
NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク
06-6721-6670 or kokusaiks@e-sora.net

布施ラインシネマ10 近鉄・布施駅 西へ2分 ℡
06-6781-1567

■問い合わせ:NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク
TEL&FAX:06-6721-6670 Email:kokusaiks@e-sora.net



《市民セミナー案内》
豊かな出会いと国際共生のまち・東大阪
~国際交流フェスティバル12年は地域をどう変えたか~

■市民セミナー内容■
◎「共生のまちづくり目指して/東大阪国際交流フェスティバル」上映
(東大阪ケーブルTV/2005.11制作)
◎リレートーク(フェスティバル参加者からの声)
◎記念トーク:高賛侑さん(ノンフィクション作家)
  
『東大阪国際交流フェスティバルから見えてくる国際共生像』
◎文化公演:中国二胡合奏団、布施韓国舞踊の会、ロメロ・ヘスス
◎懇親会
■展示コーナー■
◎第1~12回東大阪国際交流フェスティバル総資料
◎東大阪市窓口対応用多言語対訳集「サンプル集」
◎外国人向け暮らしのガイド「指差し多言語対訳集」
ほか多数
■『保存版・資料集』の配布■
◎参加者全員に
カラー版『保存版・資料集』を贈呈。

■とき・じかん:2008年3月8日(土)、pm1:00~pm5:30
■ところ:クレアホールふせ

(近鉄「布施駅」北口/
TEL:06-6618-0216
■入場:無料
■主 催:NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク

TEL&FAX:06-6721-6670 Email:kokusaiks@e-sora.net

市民セミナー「案内チラシ」←ココから



《布施ラインシネマ10
東大阪国際交流フェスティバル実行委
共同企画》
韓国ドキュメンタリー映画
『ウリハッキョ(私たちの学校)』
布施ラインシネマ10にて上映実現!!

  「東大阪国際交流フェスティバル」の初めての試みとして、フェスティバルが終わった11月18日(日)に「フェスティバル実行委員会」が企画して「布施ラインシネマ10」にて韓国ドキュメンタリー映画『ウリハッキョ』(2006釜山国際映画祭雲波賞受賞作品)が3回上映されることになりました。
 この作品は、韓国のキム・ミョンジュン監督が、北海道の民族学校(朝鮮初中高級学校)に実に3年間の密着撮影を行って、人々の表情や内面世界を映し出すという喜怒哀楽に満ちた作品ですが、韓国だけではなく、カナダ、アメリカ、オーストラリア、中国・延辺、そして日本でも上映され、国籍や民族の違いを超えた熱い感動を呼んでいるドキュメンタリー映画です。
 「東大阪国際交流フェスティバル」の12年目の、地元の劇場映画館との提携による、新しい試みでもあります。

ドキュメンタリー映画『ウリハッキョ(私たちの学校)』
 韓国キム・ミョンジュン監督が、北海道朝鮮学校を3年5ヵ月にわたり、生徒たちと寝食をともにし撮影した映画。
 韓国人視点から、日本にある「ウリハッキョ」での、ウリマルの生活や子どもたちの喜怒哀楽、成長と巣立ちなどが浮き彫りに描かれた、魅力的な作品になっている。
 日本の朝鮮学校を実際に韓国人が撮影した作品は初めてで、2006年釜山国際映画祭で“ウンパ賞”(韓国ドキュメンタリー部門最優秀賞)を獲得。今年3月末から韓国中の映画館で公開され、ロングラン・ヒットに。

布施ラインシネマ10「チラシ」←ココから

■と き:2007年11月18日(日)
■上映時間:①10:00 ②12:30 ③15:00
■ところ:布施ラインシネマ10
【全席指定入替制】
(近鉄布施駅西へ2分)
TEL.06(6721)0950
■当日料金:一般・大高:1000円/小人・シニア800円
(前売券:800円)
協 賛:
NPO東大阪国際共生ネットワーク
東大阪国際交流フェスティバル実行委員会
TEL:06-6721-6670 Email:kokusaiks@e-sora.net



【産経新聞2007.11.2】「……今年初の試みとして11月18日(日)に実行委による企画で、韓国のドキュメンタリー映画『ウリハッキョ』布施駅北口にある映画館「布施ラインシネマ10」で3回上映されます。こちらも見ていただければ幸いです。ぜひ、東大阪におこしください」

【朝日新聞2007.11.3】「……今回初の関連イベントとして、札幌市にある朝鮮学校の日常に密着したドキュメンタリー映画『ウリハッキョ(私たちの学校)』が18日(日)に3回、地元の映画館、布施ラインシネマ10(TEL06・6721・0950)で上映される。高校生以上1千円、3歳~中学生・60歳以上800円。フェスティバルの問い合わせは実行委(TEL06・6721・6670)へ。」

【毎日新聞2007.11.11】朝鮮学校の子ども描いた映画、全国で大反響/東大阪で18日上映
 朝鮮学校に通う子どもたちの日常を描いた映画「ウリハッキョ」(06年、韓国)18日(日)、東大阪市足代新町の映画館「布施ラインシネマ10・北館」で上映される。全国で自主上映され、大きな反響を呼んでいるが、映画館で上映されるのは珍しい。
 今月3日にラインシネマ近くの公園で開かれた恒例の「東大阪国際交流フェスティバル」の関連行事として「1日限定」の上映。ラインシネマは3年前から同フェスティバルに協賛しており、実行委メンバーが上映を持ちかけ、実現した。
 「ウリハッキョ」は、ハングルで「私たちの学校」の意味。北海道朝鮮初中高級学校(札幌市)を舞台に、韓国人の金明俊監督が3年間、学生寮に住み込んで撮影したドキュメンタリー06年釜山国際映画祭最優秀賞を受賞し、韓国ヒット作となった。日本でも、各地の市民グループが手作りの上映会を続けている。
 布施ラインシネマ10は近鉄布施駅中央北口から難波方面に徒歩3分。上映午前10時、午後0時半、同3時。一般1000円、中学生以下と60歳以上800円。【村元展也】




《東大阪の朝鮮学校を支援する市民の会・結成総会》
ドキュメンタリー映画『ウリハッキョ』上映会

 東大阪市には、市内中央部にある大阪朝鮮高級学校へ通うチマチョゴリの制服での活きいきとした毎朝晩の通学姿がみられ、多文化が共生する街を象徴するものとして、多くの市民にとっても心温まる一つの風物詩となっています。
 しかるに本年1月東大阪市による、“運動場の土地4分の1の明け渡し等”を求めた突然の提訴。まさに眼と耳を疑いました。私たちが承知する限り、土地区画整理事業法が求める土地の「減歩」は、あくまで「公共の福祉の増進」に資するためのもの。同法規定の「公共の教育施設への特別の考慮」にもとづく2度1972年、91年)の『覚書』で交換した「誠実なる協議」の約束の一方的破棄に、大きな疑問と戸惑いを禁じえません。
 標記の市民の会結成総会と、折からお隣の韓国で評判になっているドキュメンタリー映画「ウリハッキョ(私たちの学校)」の上映会です。奮ってご参加を

【ドキュメンタリー映画『ウリハッキョ』】 韓国のキム・ミョンジュン監督が、北海道の朝鮮学校を3年5ヵ月にわたり、生徒たちと寝食をともにし撮影した映画。
 韓国人の視点から、日本にある「ウリハッキョ」での、ウリマルの生活や子どもたちの喜怒哀楽、成長と巣立ちなどが浮き彫りに描かれた、魅力的な作品になっている。
 日本の朝鮮学校を実際に韓国人が撮影した作品は初めてで、2006年釜山国際映画祭で“ウンパ賞”(韓国ドキュメンタリー部門最優秀賞)を獲得。今年3月末から韓国中の映画館で公開され、ロングラン・ヒットに。
 この作品が、韓国や日本に与える影響が注目されるとともに、今回の大阪朝鮮高級学校の“土地明け渡し訴訟”の行方や、私たちの支援運動への好影響も期待されている。

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【呼びかけ人】代表・河﨑美保子(河内労働者福祉協議会事務局)、合田悟(源氏ヶ丘教会牧師)、瀬川誠(東大阪市日朝友好の会代表)、田村幸二(日韓問題を考える東大阪市民の会)、梯信勝(大阪府議会議員)、久保武彦(東大阪市議会議員)、平崎清志(自治労東大阪市労働組合)、林二郎(東大阪市教職員組合)
【賛同人】滝沢秀樹(大阪商業大学教授)、藤永壯(大阪産業大学教授)、高賛侑(ノンフィクション作家)、川瀬俊治(ジャーナリスト)、鄭雅英(立命館大学助教授)、高龍秀(甲南大学教授)、鄭貴美(NPOうり・そだん理事長)、井上和男(東大阪韓国語講座代表)、荘嘉時(NPO東大阪国際共生ネットワーク理事長) 【順不同】

《東大阪の朝鮮学校を支援する市民の会・結成総会》
ドキュメンタリー映画『ウリハッキョ』上映会
■ 日時:2007年7月31日(火)
午後6:00
■ 会場:男女共同参画センター「イコーラム」
(近鉄奈良線「若江岩田駅」北側/TEL 072-960-9201)
■ 映画上映協力金:500円
主催:東大阪の朝鮮学校を支援する市民の会(準備会)
TEL 072-987-8822(河内地域労働者福祉協議会内・河﨑)




《フィリピンからの子どもたち》
=劇団「あけぼの」日本公演=
ミュージカル『The Gift/ギフト』
=子どもたちの、思いやり、愛、情熱に満ちた
文化公演のひととき=


【劇団「あけぼの」】メンバーはいずれも日比国際児(JFC:Japanese Filipino Children)
と呼ばれる、日本人の父親とフィリピン人の母親の間に生まれ、現在、フィリピンに暮らす子どもたちです。
 ワークショップを通じて、子どもたちの自己表現力を育て、置かれている境遇を理解すると同時に、自らの体と声で社会に訴え、多くの人に理解を深めてもらうという目的を持っています。
【「The Gift(ギフト)」あらすじ】主人公の1人が贈り物(ギフト)を開けます。他の子どもたちは興味津々。たくさんの記憶が呼び起こされます。子どもたちの現在、両親の出会い、父親に対する想い、そして将来の夢……。思い出をたぐりながら、想いを込めて語り合います。多くの日比国際児(JFC)たちは様々な困難を抱えながらも、強く、希望に満ちています。
《来日するJFCメンバー8人》
・ニコール・アレクサンドラ・アンドラーデ(Nicole Alexandra Andrade 8歳・女)
・チエコ・イセ(Chieko Ise 10歳・女)
・マサユキ・イセ(Masayuki Ise 13歳・男)
・セィズヤ・イシハラ(Seizuya Ishihara 11歳・男)
・アヤ・ニシ(Aya Nishi 16歳・女)

・ショヨコ・イシハラ(Shoyoko Ishihara 8歳・女)
・タカアキ・オヤマ(Takaaki Oyama 18歳・男)
・タケシ・オザワ(Takeshi Ozawa 15歳・男)

《DAWNの活動》フィリピンのDAWN(Development Action for Woman Network/1996年設立)では、福祉サービスやカウンセリングをはじめ、自立生計支援プログラム「SIKHAY(シクハイ)」を通して、女性の海外出稼ぎに代わる自立支援に取り組んでいます。昨年に続く劇団「あけぼの」の今回の日本公演は、出稼ぎ労働をめぐる移住女性とその子どもたちの問題を問いかけるDAWNの大切な活動の一つになっています。
=劇団「あけぼの」日本公演=
ミュージカル『The Gift/ギフト』
■ 日時:2007年5月30日(水)
午後6:30開演(開場6:00)
■ 会場:布施駅前行政サービスセンター5階『夢広場』
(近鉄「布施」駅北口)
■ 入場無料
■ 主催
・大阪府在日外国人教育研究協議会
・東大阪市在日外国人教育研究協議会
・NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク
■ 問い合わせ:NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク

TEL&FAX:06-6721-6670




《NPO学習会》
=東大阪における外国人施策の前進に向けた課題を探る=

在日外国人の子どもと家族の支援を考える

 2006年3月に総務省から、報告書「地域における多文化共生の推進に向けて」が出されました。多文化共生の推進を重点課題と位置づける国レベルでは初めてのものと言われ、日本在住の外国人約200万人(全人口の約1.6%)の教育、医療、福祉、就労などの課題が顕在化していることに伴うものとされています。
 一方では、2006年5月の入管法「改正」や、氏名・国籍などを登録した「在留カード」の発行、また今国会に提出されている雇用対策法「改正案」が、外国人のプライバシー権、情報コントロール権を侵害し、人種差別撤廃条約に抵触すると日弁連が指摘するなど、在住外国人への管理も強められようとしています。
 私たちは、地域における草の根・外国人市民との連携による“東大阪国際交流フェスティバル”をはじめ、生活レベルでの人権侵害や、不利益を糾すネットワークを広げながら、“私のまちはアジアのまち、私のまちは世界のまち”を合い言葉に、東大阪の地で国際共生の取り組みを続けてきました。
 総務省の「報告書」後の、地方自治体での動き、課題の進展などについての報告と問題提起を受けながら、具体的に足下から検証する場として、今回は講師として安野勝美さん(かいづか国際交流協会・ことば部会長)をお招きして、現場から見えてくるさまざまな課題をお話していただきます。仲間の皆さま方のご参加をお待ちしております。

《 NPO学習会 》
=東大阪における外国人施策の前進に向けた課題を探る=
在日外国人の子どもと家族の支援を考える

■ 日時:2007年4月21日(土)午後2:00~
■ 会場:東大阪市民会館(近鉄「永和」駅南口)
■ 講師:安野 勝美さん
(かいづか国際交流協会・ことば部会長)
■ 資料代:500円
問い合わせ:NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク
TEL&FAX:06-6721-6670



=韓国伝統国楽グループ(13名)の来日公演=
韓国伝統国楽に親しむ夕べ
◎朝鮮半島伝統音楽の、
自然の雄大さ・敏感さ・すばらしさにふれる集い◎



 この度、来日公演を予定されている韓国の環境団体「プルピッ文化連帯」による“韓国伝統国楽チーム”の演奏会が、東大阪において実現することになりました。
 今回の「プルピッ文化連帯」コーディネイトによる“韓国伝統国楽チーム”は、総勢13名の「鼓手・打楽・大琴・伽耶琴・コムンゴ・チャンゴ・ピリ・ヘグム」で編成された伝統国楽チームとなっています。
 幅広く“朝鮮半島伝統音楽の、自然の雄大さ・敏感さ・すばらしさにふれる集い”として開催される『韓国伝統国楽に親しむ夕べ』を、間近にせまった“東大阪国際交流フェスティバル”開催の前段の取り組みとして、朝鮮半島の伝統音楽にふれる楽しいひとときをともに過ごしましょう。
■ 2006年10月10日(火)午後6時半より
■ 会場:布施駅前行政サービスセンター5階『夢広場』
(近鉄線「布施」駅前/06(6784)2018)
◆ 参加協力費:1,000円 ◆
●出演:韓国伝統国楽チーム
(韓国「プルピッ文化連帯」)
● 特別出演:安聖民


■ 主催:NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク
■ 協賛:東大阪国際交流フェスティバル実行委員会
協力:NPO法人 コリアNGOセンター
【お問い合わせは】
 NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク
TEL&FAX:06(6721)6670
E-mail:
kokusaiks@e-sora.net



《記念講演会》



丹羽雅雄・弁護士
 私たちの日常的なとり組みの成果が少しずつ実を結びつつある反面、この間の日本政府の危険な施策や動きには、心を痛めている人びとが多いと思います。
 すでに国会を通過してしまった「出入国管理及び難民認定法」改定の中の、外国人への人権侵害の危惧や、「憲法」「国際人権規約」の理念からの逸脱は、日本弁護士連合会(日弁連)の「意見書」でも大きな危惧が表明されています。
 また「共謀罪(組織的な犯罪の共謀の処罰新設)法案」「教育基本法」改正案「憲法改正国民投票法」など、日本政府の国家主義・愛国心の法的扇動は、日本のゆがんだ歴史を顧みたときに、人種差別の助長とマイノリティ(少数者)への排外施策につながりかねない危険性を感じざるを得ません。
 日頃のそれぞれの立場・視点での多忙な営みの中で、NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク「年次総会」のひとときを、丹羽雅雄弁護士をお招きして記念講演「日本の国際人権・共生施策の現状」と題して、お話をお聞きすることにいたしました。こぞってのご参加をお待ちしております。

記念講演会
「日本の国際人権・共生施策の現状」
◎日時:2006年6月17日(土)午後4:00~
◎会場:東大阪市民会館
◎講師:丹羽雅雄・弁護士
◎参加費:無料
(どなたでも参加いただけます)
◎申込・問い合わせ
■主催:NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク
E-mail kokusaiks@e-sora.net
TEL&FAX:06-6721-6670




《記念講演会》

国際人権規約と足元からの国際化

空野佳弘・弁護士
 東大阪国際交流フェスティバルも今年11月の開催で、あっという間に「10周年」を迎えることになりました。そして、このフェスティバルを長年支えてきた実行委員会のメンバーを軸に“地域の中で日常的なネットワークを”と結成された「NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク」も早いもので4年目を迎えようとしています。
 この間、本当に多くの皆さま方の温かいご協力によって、さまざまな取り組みを精一杯進めることができできていることに心からお礼の気持ちを捧げるとともに、さらに“わたしのまちはアジアのまち、わたしのまちは世界のまち”に一歩でも近づけるために、「国際人権規約と足元からの国際化」と題した記念講演会を開催いたします。
 日頃の忙しさの中でのひとときを、「国際人権規約」の視点から、私たちの日常生活(活動)を参加された皆さま方とともにふり返ってみたいと思います。こぞってのご参加をお待ちしております。
記念講演会
「国際人権規約と足元からの国際化」
◎日時:2005年6月18日(土)午後7:00~
◎会場:東大阪市民会館
◎講師:空野佳弘・弁護士
◎参加費:無料
(どなたでも参加いただけます)
◎申込・問い合わせ
■主催:NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク
E-mail kokusaiks@e-sora.net
TEL&FAX:06-6721-6670




《上映会のお知らせ》

長編ドキュメンタリー映画

 日本・韓国・北朝鮮に離散した家族の絆を守りぬいた母の物語 

 戦前、済州島から日本に渡り、現在は大阪で一人で暮らす梁義憲(リャン・イーホン)さん(87歳、1916年生まれ)の生活を3年間にわたって記録した長編ドキュメンタリー。
 きっかけは、海女として日本各地の海で働く様子や、帰国船で 朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)に子供達を送り出す姿を朝鮮通信使研究家、故辛基秀氏が38年前に記録した未公開作品に出会ったことから始まる。
 この記録映画を完成させようと日本人が映画製作を引き継いだ。38年前のフィルムと現在の映像を交えて、一人の女性が差別と貧困の中で、妻として夫を支え、母として子供たちを育ててきた家族の歴史を「在日」カメラマン、日本人カメラマンそして家族のカメラがとらえた映像を結集させ、未完の映画を完成させた。
 映画では、リャンさんの故郷・韓国済州島への53年ぶりの訪問や最後の北朝鮮訪問を紹介し、日本、韓国、北朝鮮に離散してしまった子どもたちとの再会から国家の対立がもたらす悲劇と、家族の絆の尊さを伝える。(海女のリャンさんパンフレットより)

  ■製作:村山英世、監督:原村政樹、撮影:木村光男・金性鶴・原村政樹・金世正、語り:康すおん
  ■制作・企画:桜映画社 (文化庁映画製作重点支援作品)

■日時:2005年2月11日(祝)午後2時~:映画上映(開場1時半)
■映画上映後:済州島出身ハルモニの語り
■会場:東大阪市民会館・3階大集会室(地図参照)
■入場:無料
■主催:NPO法人 東大阪国際共生ネットワーク
      
E-mail kokusaiks@e-sora.net
      TEL:06-6721-6670



連続講座《映画に見る朝鮮半島の歴史》(後期)
 優れた映画は時代を反映します。映画史に残る名作の中には、激動の時代を生き抜いてきた韓国・朝鮮人の運命を描いた秀作が少なくありません。
 この講座では、朝鮮半島の近現代史に刻まれた重要な事件や社会現象について学んだ後、それぞれの時代を映し出す作品を鑑賞します(プロジェクター使用)。映画を通じて、書物や報道だけでは感じることのできない生身の人間ドラマに触れることができるでしょう。


● 主催:NPO法人・東大阪国際共生ネットワーク
● 講師:高賛侑(ノンフィクション作家)
● 日時:毎月第1土曜日 PM6:30~
(05年1月のみ第2土曜日。都合により日程・上映作品を変更することがあります)

タイトル 監督 時代背景 テーマ 備 考
11/6 『KT』 阪本順治 1973年 金大中拉致事件 「キネマ旬報」3位
12/4 『チング 』 郭?澤 70~90年代 友情と対立 813万人動員
1/8 『 ペパーミント・キャンディ 』 李滄東 1980年 光州事件 カルロビバリ映画祭審査員特別賞
2/5 『SPYリー・チョルジン 』 チャン・ジン 1990年代 スパイ活動 百想芸術大賞作品賞
3/5 『シュリ』 姜帝圭 1992年 南北対立 東京国際映画祭特別招待
4/2 『 JSA 』 朴チャヌク 2000年代 南北の友情 青龍映画賞最優秀作品賞

■ 受講料:・全期3000円 ・1回ずつ受講:600円(予約が必要)
■ 会場:I.S.D.布施(大阪経済法科大学留学生寮)2Fホール
※近鉄「布施駅」南東出口より南へ2分。ドコモショップ裏。TEL06-6732-5222

■ お問い合せ
NPO東大阪国際共生ネットワーク TEL&FAX 06(6721)6670
E-mail kokusaiks@e-sora.net




中国山東省招遠市政府招待視察団の募集

 激変する中国経済。中国唯一黄金の原産地:「金の都」と認定されました招遠市の産業視察を企画致しております。招遠市は山東半島に位置し、黄金の埋蔵料は中国一で、黄金の採掘歴史は2000年を越えております。「金、山、海、温泉、文化」と称賛され、「地上黄金楽園」として、世界で有名です。豊富な黄金資源により、経済、産業も中国の最発達地域になりました。 新しいビジネスチャンス、新しい夢を是非、招遠市で実現させて下さい。日程は下記の通りです、奮ってご参加下さい。

■ 視 察 先: 中国山東省招遠市 黄金楽園、黄金鉱山、食品、紡織、宝石加工、ゴールドシティ、桜温泉、森林公園等

■ 日  程: 2004年8月26日(木)~29日(日)

■ 参 加 費: ¥100,000円(1名)
(往復空港税込み、保険手続きは各自加入する事。ビジネス、商談継続中の方は、順延する事が可)

■ 宿 泊 先:
 四つ星天然温泉ホテル泊(招遠市政府招待)

■ 滞在期間: 3泊4日 「煙台空港往復」
       或 5泊6日 「煙台入国、青島出国」(ご希望に応じる)
月/日 発 着 時 内    容
8/26(木) 関空MU060便16:20発
17:50煙台着
専用車にて煙台空港から招遠市内ホテルへ
19:30 招遠市長の歓迎宴会
8/27(金)   終日視察、見学
(山東海鮮料理、「桜湯温泉」大浴場入浴)
8/28(土)   招遠市黄金宝飾国際商談交易会開幕参加
各自ビジネス商談等 (北京料理)
8/29(日)   第一陣帰国(ホテルから煙台空港直行)
第二陣 終日各自商談
8/30(月)   開発区、玲王龍鎮等、各自現場視察、調印式
18:30 招遠市政府の歓送宴会
8/31(火) 青島MU525便 11:45発
15:15関空着
第二陣帰国(ホテルから青島空港直行)

主 催: 招遠市日本駐在事務所
担当者: 蘭 軍、荘嘉時
申込み: TEL:06-6788-6388 FAX:06-6785-0338
     携帯:090-3385-3780
東大阪市長への表敬訪問(周波・招遠市長)


東大阪市クリエーション・コア訪問(周波市長)